男子テニスで世界ランク6位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は21日、現在行われているゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)の記者会見に登場。元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)とのコーチ関係を終了した理由について「これ以上の成果を引き出すことはできないと感じた」と語った。
>>PR 5/25(日)開幕「全仏オープンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>錦織 圭vsハチャノフ 1ポイント速報<<>>錦織 圭、ジョコビッチら ゴーネット・ジュネーブOP組合せ<<37歳のジョコビッチは昨年の11月に自身のSNSで、昨年8月のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で現役を引退したマレーのコーチ就任を発表。
ジョコビッチはマレーとともに臨んだ1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入りしたものの、脚の負傷により準決勝を途中棄権。その後2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)で約1ヵ月ぶりに復帰したが、初戦敗退となっていた。
その後、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では初戦敗退。それでもマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では準優勝を飾った。
クレーコートシーズンに入ってからはまだ白星を挙げられていないジョコビッチは13日に自身のSNSを更新し、マレーとのコーチ関係の終了を発表していた。
そして今回、18日に開幕したゴーネット・ジュネーブ・オープンの記者会見に登場したジョコビッチは、コーチ関係解消の理由についてこう明かした。
「僕たちは、あのパートナーシップからこれ以上の成果を引き出すことはできないと感じた。それが全てだよ。アンディ(マレー)に対する尊敬の気持ちは変わらず、むしろさらに強まった。彼の人柄を知ることができたし、彼は素晴らしいテニスIQを持っている」
「彼は、明らかに多くの実績を残してきた、非常に稀有なチャンピオンの精神を持っている。彼はゲームの見方が非常に優れているんだ。結果という意味で、僕たちが望んでいたような関係性には到達できなかった。ただ、それだけのこと。うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。僕たちは試してみた、それだけだよ」
なお、ジョコビッチは同大会にワイルドカード(主催者推薦)を受け第2シードとして出場しており、初戦の2回戦で世界ランク134位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。
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