男子テニスで世界ランク１０２位の
Ｌ・プイユ（フランス）は９日にSNSを更新し、右脚のアキレス腱を断裂したことを発表した。
＞＞【動画】元世界10位プイユに悲劇 決勝戦でアキレス腱断裂＜＜＞＞錦織 圭vsマクドナルド 1ポイント速報＜＜＞＞錦織 圭、西岡 良仁ら、デルレイビーチOP組合せ＜＜２０１８年３月キャリア最高となる世界ランク１０位を記録しているプイユ。２０１９年には全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）でベスト４進出を果たすなどトップ選手として活躍し、通算５つのシングルスツアータイトルを獲得している。
近年は負傷による離脱が増え、２０２３年には世界ランクも一時６００位台を記録していたが、２０２４年後半からはチャレンジャー大会を中心に好成績をおさめ、同年末には世界ランク９６位まで上昇。今シーズンに入ってからも世界ランク１００位前後をキープし、全豪オープンにもストレートインしていた。
そのプイユは前週、地元フランスのプレイ・イン・チャレンジャー（フランス/リール、ハード、ATPチャレンジャー）に出場し、４試合に勝利をおさめ決勝へ。決勝では予選勝者で世界ランク４２４位のＡ・ブキエ（フランス）に対し第１セットを落としたものの、第２セットでは５－３とリードし、ファイナルセット突入が濃厚な状態だったが、そこで悲劇が起きた。
プイユは右脚のふくらはぎ部分を抑えコートにうずくまると立ち上がることもできず悶絶。そのまま試合終了となり、表彰式でも松葉杖を使用し参加した。
そして同日にプイユはSNSを更新し現状を報告。結果はアキレス腱の完全断裂だった。
「結果は思っていた通り、アキレス腱の完全断裂でした。皆さんのメッセージに心から感謝しています。近日中に手術に行き、復帰できるよう全力を尽くすつもりです」
ようやく世界トップ１００に戻ったプイユだったが、今回負った負傷はアキレス腱の断裂というけが。今月２３日には３１歳を迎える元世界１０位に大きな試練となった。
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