テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が予選から出場している世界ランク163位のL・クライン(スロバキア)を7-5,3-6,4-6,7-6 (7-5),7-6 (10-7)のフルセットで破り、2022年以来2年ぶり7度目の3回戦進出を果たした。
>>アルカラスvsソネゴ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<全豪オープンでは、2020年に4強、2021年にはベスト8進出を果たしているズベレフだが、昨年大会は2022年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で負った負傷からの復帰直後ということもあり、2回戦で敗れていた。
昨シーズンは後半に本来の力を発揮し最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)にも出場できたズベレフ。今大会も1回戦は世界ランク62位の
D・ケプファー(ドイツ)を下し2回戦に駒を進めた。
この日は第1セットこそ獲得したものの、第2・第3セットではミスを恐れないクラインの攻撃的なテニスに苦戦。アンフォースドエラーはクラインよりも少なかったが、ウィナーの本数ではズベレフ14本、クライン35本と大きく離され計2度のブレークを許しセットカウント1-2と崖っぷちに追い込まれた。
第4セットでは互いにブレークを奪うことができずにタイブレークへ。大量の汗をかき疲労の色を隠せないクラインに対し、ズベレフが突き放しセットカウント2-2に追いつきファイナルセットへ突入した。
ファイナルセット、第3ゲームで先にブレークしたズベレフだったが第6ゲームで追いつかれると10ポイントタイブレークへ。互いに1度ずつミニブレークを奪い合うと、張り詰めた空気のまま終盤へ突入する。ミスを重ねたクラインに対しズベレフが攻め込みマッチポイントを握ると、最後はクラインのショットがアウトになり4時間30分の死闘を制した。
次戦は世界ランク91位の
A・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。ミケルセンは2回戦で第32シードの
J・レヘチカ(チェコ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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