男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は28日、シングルス1回戦が行われ、第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク1244位のR・パチェコ・メンデス(メキシコ)を6-1, 6-2のストレートで破り、2019年以来4年ぶり2度目の初戦突破を果たした。
>>ジョコビッチ、メドベージェフらドバイ選手権の組合せ<<>>ルード、フリッツらアカプルコ組合せ<<世界ランク22位のデ ミノーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で16強入り。前々週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、前週のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)と2週連続でベスト8進出を決めている。
2019年の8強入りが最高成績となっており今大会が3度目の出場となるデ ミノーはこの日、ファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは5度のブレークに成功し、1時間16分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにデ ミノーのコメントを掲載し「最初の試合は決して簡単なものではない。ここのコンディションはトリッキーだし、対戦相手もトリッキーだった。次の試合はこれをベースに、さらに上を目指したいと思う」と語った。
「今シーズンのスタートはとても良かったと思うし、それをベースにスタート時と同じように、あるいはもう少しプッシュするつもり。自分のレベルには満足しているし、これからもレベルを上げ続け、自分の力を最大限に引き出したいね」
勝利したデ ミノーは2回戦で予選勝者で世界ランク842位のJ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは1回戦で同78位の
O・オッテ(ドイツ)と対戦したが、3-6, 7-6 (7-3), 2-1の時点でオッテが棄権したため勝ち上がりを決めた。
デ ミノーは24歳のベレッティーニについて「今大会、僕は彼をずっと見てきたよ。素晴らしいテニスをしていて、明らかにランキング以上のプレーをしている。彼は自信を持っているだろうし、とてもタフな試合になると思う」と述べている。
同日には世界ランク24位の
M・ベレッティーニ(イタリア)、同49位の
B・ナカシマ(アメリカ)、同62位の
M・マクドナルド(アメリカ)らが2回戦へ駒を進めた。
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