男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス決勝が行われ、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が第3シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4,6-2のストレートで破り、昨年7月のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)以来となるキャリア2勝目をあげた。
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M・ベレッティーニ(イタリア)との準々決勝、世界ランク38位の
F・フォニーニ(イタリア)との準決勝のダブルヘッダーを勝ち抜き決勝に駒を進めていた18歳のアルカラス。
この試合ではファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得するも、同じくダブルヘッダーを戦い決勝進出を果たしていたシュワルツマンに2度のブレークを許す。それでも、リターンゲームではミスを重ねるシュワルツマンに対し6度のブレークチャンスを作り、そのうち5度成功。最後はシュワルツマンのリターンがミスとなり、1時間26分でタイトルを手にした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「正直信じられない。素晴らしいレベルでプレーできた1週間だった。久しぶりのクレーでの戦いだったからこの1週間のパフォーマンスには満足しているよ。今は本当に良い気分だ。(決勝戦)これが僕のゲームだ。色んなショットを駆使してバラエティーに富んでいる。これが試合に勝つための鍵だと思う。ディエゴ(シュワルツマン)がどのようにプレーするか研究しているし、それは本当に重要なこと」
一方、敗れたシュワルツマンは2018年の同大会を制していたが、4年ぶり2度目の優勝とはならなかった。
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