男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500）は８日、シングルス１回戦が行われ、第１シードのＳ・チチパス（ギリシャ）が世界ランク４６位のＡ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）を7-5, 6-7（1-7）,6-4のフルセットで破り、初戦突破を決めた。

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世界ランク４位のチチパスはこの日、第２ゲームで初のブレークに成功するも互いに３度ずつブレークを奪い合う展開に。拮抗した中、第１２ゲームでチチパスが４度目のブレークに成功して第１セットを先行する。

第２セットでは第６ゲームでブレークを許すも第７ゲームでブレークバックを奪う。しかし、タイブレークの末にセットカウント１－１とされる。それでもファイナルセットではサービスキープが続く中、第７ゲームでブレークに成功。これを守りきって２時間３６分の熱戦を制した。

チチパスは２回戦で世界ランク３５位のＬ・ハリス（南アフリカ）と同４８位のＩ・イヴァシカの勝者と対戦する。

同日には第２シードのＡ・ルブレフや世界ランク２８位のＫ・ハチャノフなどが２回戦へ進出。一方で第５シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）や第７シードのＡ・カラツェフらが１回戦で敗退となった。

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