国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ディミトロフのコラムが掲載

グリゴール・ディミトロフ
全豪オープンでのディミトロフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは20日、世界ランク16位のG・ディミトロフ(ブルガリア)のコラムを掲載。今年5月に30歳を迎える今後と将来、そして自身が立ち上げた財団について語っている。

2008年にプロへ転向したディミトロフは2013年のイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、ハード、ATP250)で初優勝。2017年にはW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でATPマスターズ1000初制覇を果たすと、同年のNitto ATPファイナルズ (イギリス/ロンドン、室内ハード)を制し自己最高の世界ランク3位にまで浮上した。これまでに8つのタイトルを獲得している。

ディミトロフはコラムで「もうすぐ30歳になるけど、あまり深く考えてはいない。でも、確実に言えることは『わくわくしている』ということ。若くもなく、年寄りでもないが、人生の新しい段階に入ったような気がする。そこでは、自分自身を違った目で見て、自分自身をもう少し理解し自分を取り巻く不必要なものを切り捨てていくことができるはずだ」とした。

「身体的には調子が良く、精神的にも30歳を感じないのは良いことだけど、頭の中ではかなり成熟しているように感じる。何が起こるかなんて誰にもわからない。時間がいろいろ解決してくれるだろう。僕は自分の体が許す限り、最高レベルの競技を続けていきたいと思っている。しかし、テニスができるのは一時的なもので、永遠に続くものではない。僕らはアスリートであり、どんなアスリートにも期限がある、それは仕方のないこと。今は夢を見ているだけだけど、その夢が終わったときに本当の人生が始まるんだ」

「だから、テニス以外では将来的に家族を持つことや、ずっとやりたいと思っていたことに取り組むことができればと思っている。いつの日か、1つのことに別れを告げる時が来たらもう1つのことに両手を広げて準備し、自分の人生の次の章にわくわくしたいと思う」

また、ディミトロフは自身の財団を創設したことにも触れ、その将来や思いも語った。

「最近、僕は自分の財団を設立した。これが大きな役割を果たしてくれることを願っている。このことはいつも頭の片隅にあったことで、ただ時期が来るのを待っていただけなんだ。僕がブルガリアで育った子どもの頃、母が学校まで迎えに来てくれていたけど、そのとき助けを求めることができない子どもたちとすれ違っていた。僕は母に『誰か助けてくれる人はいないのか』と尋ねたことを覚えている。母は僕にとても正直にこう言ったんだ。『彼らはとても難しい立場にいるけれど、もしあなたがいつか彼らに何かしたいと思うなら、これからもテニスを続けてみたらどう?』ってね」

「その言葉がずっと心に残っていて、今では母を財団の理事に任命している。僕らはその会話をはっきりと覚えていて、多くのことを象徴しているんだ。母はこれまでに出会った誰とも違う考え方をする人で、僕がいつも既成概念にとらわれない考え方をしてきたのは、彼女のおかげだと思っている。彼女は無限のポジティブさとオーラを持っていて、当たり前だけど僕にとっては外国語ではない言葉を話してくれる。次のステップや目的を見つけようとする背中を押してくれるから、これ以上の人はいないし、彼女なら素晴らしい仕事をしてくれると信じている。一瞬たりとも疑わないよ」

「僕らはまだ最後のピースを構成しているところで、少し時間がかかっている。というのも、ひとつのことに集中するのではなく、幅広い分野をカバーしたいと考えているからだ。家族や子ども、大人など人生を歩むために必要な支援を必要としている人たちをできるだけ多くの分野でサポートする方法を見つけようとしている」

「僕は、家族を持てた数少ない幸運な人間の1人だと思っている。いろんな人が僕の人生に大きく貢献してくれた。彼らから多くのことを学んだから何かお返しをしたいと思って、家族や国から離れていた分を補うためにこの活動を行っている」

ディミトロフは今後24日に開幕する男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)への出場を予定している。

[PR]男子テニスATPツアーマスターズ1000 マイアミ
3/24(水)〜4/4(日)
WOWOWオンデマンドで配信!


■放送&配信スケジュールはこちら>




■関連ニュース

・錦織 ゴファン戦「タフな試合」
・錦織「トップ10とも戦える」
・錦織に「きつい状況」と理解

■おすすめコンテンツ

・テニススクール コンシェルジュ
・レンタルコート予約
・世界ランキング
(2021年3月21日11時23分)

その他のニュース

8月11日

【告知】伊藤あおいvsキーズ (14時38分)

ズベレフ 地元20歳に快勝で初戦突破 (13時58分)

酷暑に悶絶 試合中に冷蔵庫へ (13時02分)

錦織圭 初戦は西岡良仁と島袋将の勝者 (9時53分)

青山修子組 シード撃破し初戦突破 (8時58分)

アルカラス 復帰戦辛勝「ホッとした」 (8時02分)

8月10日

錦織圭 次戦は12日開幕 (17時07分)

世界1位 ブレークポイント12本凌ぐ (16時29分)

世界10位 4大会連続で早期敗退 (14時03分)

肉を一切食べずトップ選手に (12時23分)

伊藤あおい 次戦は全豪OP女王 (10時35分)

フェデラー以来の連覇へ好発進 (9時37分)

伊藤あおい 世界33位破り3回戦へ (4時30分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsパブリュチェンコワ (0時00分)

8月9日

履けばわかる! アシックス新作の共通する感覚とは~GEL-CHALLENGER 15~ (17時35分)

高木咲來が全小制覇「通過点」 (17時22分)

安居院咲空が全小V「日本一になれた」 (16時48分)

今季引退の元世界4位 初戦突破 (14時12分)

平均40歳以上限定の団体戦が開催! (14時03分)

錦織圭 フェデラー風 片手バック披露 (13時07分)

シナー 最終戦の出場権獲得 (10時53分)

内島萌夏 8大会連続初戦敗退 (9時53分)

大坂なおみ シンシナティOP欠場 (8時54分)

大坂なおみ 対戦相手に謝罪 (8時01分)

錦織圭 3ヵ月ぶり復帰戦は黒星 (1時54分)

【1ポイント速報】錦織圭vsカラベリ (0時01分)

8月8日

錦織圭 世界65位で日本勢トップ維持 (16時25分)

22歳 死闘制しマスターズ初V (15時37分)

失意の大坂なおみ 会見欠席 (13時49分)

大坂なおみ 3年7ヵ月ぶりTOP30復帰 (12時37分)

18歳新星 大坂なおみ撃破しV (11時10分)

大坂なおみ 準Vで涙、スピーチは15秒 (9時54分)

大坂なおみ 18歳に逆転負けで準V (9時14分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsエムボコ (7時01分)

西岡良仁 予選勝者に屈し初戦敗退 (6時45分)

伊藤あおい 2大会連続WTA1000初戦突破 (6時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!