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14歳以下井上玄意が優勝

テニスの「第９回 TOMAS CUP（トーマスカップ）全国ジュニアテニスツアーチャンピオンズ大会」（東京/昭和の森テニスセンター）は大会３日目の４月１日、男女１４歳以下のシングルス準決勝・決勝が行われ、男子は井上玄意（三重県/ ニックインドアテニスカレッジ）、女子はBerezov Anastasiaももこ（東京都/ 海外）が優勝を飾った。

男子１４歳以下で優勝した井上玄意は優勝者インタビューで「１回戦からすごく厳しかったんですが、取れないようなボールも諦めずに取りにいったから勝てたと思います。」と振り返った。

また、井上玄意は大会MVPに選出され、８月のアメリカ・フロリダにある「IMGアカデミー」へ１週間派遣される。MVPに選出された井上は「MVPに選ばれて、IMGに行くことを目標にして戦ってきました。アメリカでまた強くなって帰ってきたいと思います。」と力強くコメントした。

試合結果は以下の通り。

【男子１４歳以下】

(左から)齋藤、井上、中込

[決勝]

井上玄意（三重県/ ニックインドアテニスカレッジ）８－５齋藤成（神奈川県/ 葉山テニスクラブ）

[準決勝]

齋藤成（神奈川県/ 葉山テニスクラブ）８－２アンシュジャー（東京都/ 有明ジュニアテニスアカデミー）

井上玄意（三重県/ ニックインドアテニスカレッジ）８－２中込颯馬 (山梨県/ISHII TENNIS ACADEMY)

【女子１４歳以下】

(左から)唐澤、ももこ、池羽

[決勝]

Berezov Anastasia ももこ（東京都/ 海外）８－４唐澤杏幸（長野県/ 伊藤TC）

[準決勝]

Berezov Anastasia ももこ（東京都/ 海外）８－３森村碧（京都府/ 湯山TS）

唐澤杏幸（長野県/ 伊藤TC）８－４池羽沙藍（埼玉県/ 蓮田グリーンテニス）

今大会は８ゲームマッチのトーナメント方式で行われ、活躍した選手の中から４名を選出し、２０１６年の夏休みにアメリカ・フロリダの「IMGアカデミー」へ１週間の選手派遣を予定。

IMGアカデミーとは、元世界王者のＡ・アガシ（アメリカ）にBo・ベッカー（ドイツ）、Ｍ・シャラポワ（ロシア）、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）、Ｖ・ウィリアムズ（アメリカ）、Ｍ・ヒンギス（スイス）、さらに日本のエース錦織圭ら数々の有名選手を輩出した名門テニスアカデミーである。

IMGアカデミー派遣への選考基準は今大会で優勝、大会を通して良いプレーをした選手、ルールを守り・マナーが良い選手の３点からなる。