男子テニスツアーのクレディ・アグリコル・スイス・オープン（スイス/グシュタード、賞金総額４５万ユーロ、クレー）は２６日、シングルス１回戦７試合が行われ、第５シードのＦ・ロペス（スペイン）がＭ・ラマーに6-4, 6-7 (4-7), 6-3のフルセットで勝利、２回戦に進出している。
２００６年の準優勝者で、現在は母国の先輩であるＡ・ベラサテギをコーチとしているロペスは、第２セットこそタイブレークの末に落としたものの、第３セットで決定的なブレークに成功すると、２時間２３分で主催者推薦で出場のラマーを振り切った。
２９歳のロペスは最近１ヶ月で安定した成績を残しており、ウィンブルドンでベスト８に進出すると、その後に行われたデビスカップ準々決勝では母国の勝利に貢献、さらにボゴタで行われたチャレンジャー大会でタイトルを獲得している。この活躍の結果、６月には４４位だった世界ランキングを、２４位まで上昇させている。
この他の試合では、世界ランク６１位のＳ・ヒラルド（コロンビア）が第６シードのＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）に5-7, 6-2, 6-1の逆転で勝利、２回戦に進出するという番狂わせが起きている。
２３歳のヒラルドは、８本あったブレークチャンスのうち５本をブレークに結びつけると、１時間３８分でガルシア=ロペスを突き放した。
この他の試合の結果は以下の通り。
Ｍ・グラノジェルス（スペイン） (8) ○-× Ｓ・ボーリ（スイス）, 6-1, 6-0
Ｆ・ジル（ポルトガル） ○-× Ｊ・ソウザ, 4-6, 6-3, 6-4
Ｄ・ヒメノ=トラバー（スペイン） ○-× Ｓ・ダルシス（ベルギー）, 6-4, 5-7, 7-5
Ｊ・ニエミネン（フィンランド） ○-× Ｖ・ハネスク（ルーマニア）, 7-5, 6-2
Ｊ・ベネトー（フランス） ○-× Ｌ・ロソル（チェコ共和国）, 6-2, 6-7 (6-8), 6-3
今大会の優勝賞金は７万２６００ユーロ。
（2011年7月27日10時00分）
ジャパンOP 決勝カードが決定 
