- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ブレークやフェデラーはナダルの偉業をどう見る?

全仏オープンは2日目にして歴史的な瞬間にめぐり合わせた。

ディフェンディング・チャンピオンのR・ナダル(スペイン)は、クレーでの歴代連勝記録をついに更新するかと世界中が期待する中、シングルス1回戦に登場した。そして、その重圧を振り払い見事に勝利を収め、クレーで54連勝を記録、1977年にG・ビラス(アルゼンチン)が打ち立てたクレー53連勝を超えた。その勝利後、センターコートでは当のビラスからナダルに記念のトロフィーが渡された。

1977年、クレーで連勝を続けていたビラスを阻止したのは、I・ナスターゼ(ルーマニア)、フランス、エクサンプロバンスでの大会だった。ビラスはその後もクレー大会4連覇を果たしており、その一敗さえなければ、連勝記録はさらに伸びていたはずだ。ナダルの試合前に、自らの記録が破られるかもしれないことについて聞かれたビラスは、「ナダルの記録達成は2年に渡ってのことで、私が1年でやったのとは違う。それに、記録達成のために彼はイージーな大会に出場したりしてるからね。」と、皮肉まじりの複雑なコメントを発していた。

しかし、センターコートで彼の記録達成の瞬間を目の当たりにした後は、がらりとその口調も変わり、ナダルの業績を讃えていた。「私の記録が破られるのなら、破ったのが彼のような人物であったのが何より嬉しい。彼のプレーを見るのはとても楽しい。新世代のテニス選手が生まれてくる、そんな感じがするよ。」

この日は第8シードで出場のJ・ブレーク(アメリカ)P・スリチャパン(タイ)を倒し初戦突破を果たしたが、このところナダルに2連勝(昨年USオープン、今年のインディアン・ウェルズ)という、数少ない戦績を誇る。しかし、そのブレークもナダルの偉業には、賞賛を惜しまない。「凄いとしか言えないね。テニス史上でアンタッチャブルな領域に入る連勝記録ってのはそうたくさんないけど、R・フェデラー(スイス)のハードコートでの連勝やナダルのクレーでの連勝はまさにそれにあたるね。しかも僕がその同時代にプレーできるってことが嬉しい。」と、テニスは観戦するのも大好きと言う彼らしいコメントを発していた。「53連勝というのは、ちょっとやそっと上手いと言うだけでは絶対無理な記録だ。もうぶっちぎりでないとね。そりゃ100%な状態じゃない日もいっぱいあるだろうけど、それも克服して勝たないといけないしね。フェデラーにだってリードされていても逆転優勝するくらいだ。全仏オープンにもクレー巧者がずらりといるけど、みんなナダルには負けているんだものね。」

ブレークとナダルは、順当に行くと準々決勝で顔を合わせる。ナダルは得意のサーフェスで、雪辱を果たせるだろうか。

もう一方のドローの山で、ナダルの戦いぶりを見守るフェデラーは、パリ入りの際、「今年は僕とナダル二人の戦いという感じだね。」とライバル意識を隠さない。二人の今大会での決勝対決が実現すれば、すでに今年4度目の頂上対戦となる。これまでの3回は全てナダルが優勝~ドバイ(ハード)、モンテカルロ(クレー)、ローマ(クレー)~している。「全仏制覇はこの夏の大きなゴールさ。それ次第で今年がいい年になるか悪い年になるかを分けると言ってもいい。それにナダルとは、試合するごとにだんだん近づいてきている。ローマは惜しかった。勝てる試合だった。だから今回も同じ戦略でいくつもりだ。」と、フェデラーは意気込みの強さを語る。

「記録を破る」というプレッシャーから解放され、後は2連覇だけに集中すればいい19歳ナダルを、一体誰が止めるのだろうか?

(2006年5月30日19時43分)
その他のニュース

11月18日

錦織圭が復帰、来季「イメージない」 (16時25分)

ヒューイット 親子で複出場へ (16時14分)

錦織圭は「ベースの高さが全然違う」 (15時52分)

遅咲きのビックサーバー 現役引退へ (14時27分)

錦織圭 逆転勝ちで復帰戦白星 (13時50分)

【1ポイント速報】錦織圭vs市川泰誠 (12時22分)

坂本怜 ストレート勝ちで初戦突破 (11時31分)

【1ポイント速報】坂本怜vsサムレジ (10時04分)

11月17日

錦織圭 初戦の相手決定、日本勢対決に (15時38分)

日本ら 国別対抗戦 組合せ決定 (14時39分)

綿貫陽介、錦織圭に次ぎ日本勢5番手に (13時27分)

シナーとアルカラスは「友達」? (11時25分)

錦織圭 復帰戦に向け最終調整 (10時24分)

小田凱人と上地結衣 最終戦2連覇 (9時30分)

シナー 頂上決戦制し最終戦連覇 (8時09分)

11月16日

綿貫陽介 逆転勝ちで3年ぶりV (15時26分)

三井駿介 複でチャレンジャー大会初V (14時43分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsイメル (13時05分)

触れた?審判泣かせの珍事 ビデオ判定 (12時26分)

0勝13敗「勝つ方法は分かる。でも…」 (10時45分)

最終戦決勝もアルカラスvsシナー (7時05分)

シナー神様モード 3年連続決勝へ (5時44分)

錦織圭 復帰戦は予選勝者に決定 (5時17分)

11月15日

内田海智 シードに惜敗で決勝逃す (17時46分)

【1ポイント速報】綿貫陽介と内田海智 準決勝 (15時29分)

綿貫陽介 逆転勝ちで2年ぶりV王手 (15時27分)

松村怜と若菜蘭 全豪Jr出場決定 (10時33分)

錦織圭 横浜会場入り 練習公開 (9時36分)

世界8位 ズベ撃破で初の最終戦4強 (9時00分)

シナー 全勝で3年連続の最終戦4強 (8時00分)

【動画】錦織圭 復帰戦に向け調整、内山靖崇と練習 (0時00分)

【動画】頂上決戦制し連覇達成!優勝の瞬間、コートに倒れ込むシナー (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!