１１月９日に開幕する男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）には、４日までに７名の選手が出場権を獲得。残る１枠を懸けた争いは、最終局面を迎えている。
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同大会は今季の獲得ポイント上位８選手のみが出場できるシーズン最後の大会。
今大会にはすでに世界ランク１位のＪ・シナー（イタリア）、同２位のＣ・アルカラス（スペイン）、同３位のＡ・ズベレフ（ドイツ）、同４位のＴ・フリッツ（アメリカ）、同５位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）、同６位のＢ・シェルトン（アメリカ）、同７位のＡ・デ ミノー（オーストラリア）の７選手が出場を決めており、残る１枠の行方に注目が集まる。
現在、同大会の出場権をかけた「RACE TO TURIN」のランキングで８位につけるＦ・オジェ アリアシム（カナダ）が最終枠獲得のポジションを守っているが、同９位のＬ・ムセッティ（イタリア）が現在行われているバンダ・ファーマシューティカルズ・ヘレニック・チャンピオンシップ（ギリシャ/アテネ、ハード、ATP250）で優勝すると、逆転でファイナルズ出場が確定する。
“トリノ行き”最後の出場権は、今週末の結果によって決まる見通しだ。
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