女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン（アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500）は２８日、公式SNSにてワイルドカード（主催者推薦）で出場する４選手を発表し、ジュニア世界ランク２位の園部八奏らが出場権を得た。園部がツアー大会の本戦に出場するのは今回が初となる。
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１７歳の園部は昨年の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）ジュニアの女子シングルスで準優勝。
今月行われた全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）ジュニアの女子シングルスには第４シードとして出場し、１回戦で予選勝者のジャン・ルイエン（中国）、２回戦でＤ・ディレク（トルコ）、３回戦で第１６シードのＪ・シュトゥセク（ドイツ）、準々決勝でワイルドカードで出場したＴ・コキニス（オーストラリア）、準決勝で第１シードのＥ・ジョーンズ（オーストラリア）を下し決勝に進出。
決勝では第６シードのＫ・ぺニコヴァ（アメリカ）に6-0, 6-1のストレートで完勝し、日本勢女子として５６年ぶり２人目の四大大会ジュニア優勝の偉業を成し遂げた。
その園部は今回、来月３日に開幕するムバダラ・アブダビ・オープンにワイルドカードで出場することとなり、ツアー大会本戦初出場が決まった。
また園部の他には世界ランク３６位のＭ・ボンドロウソバ（チェコ）、同５０位のＡ・クルーガー（アメリカ）、同７６位のＣ・ガルシア（フランス）がワイルドカードでの出場権を獲得。
なお同大会には昨年の優勝者である世界ランク５位のＥ・ルバキナ（カザフスタン）や同１１位のＤ・カサトキナらも出場を予定している。
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