テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間4日(現地3日)に女子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのA・サバレンカが第7シードのジェン・チンウェン(中国)を6-1, 6-2のストレートで破り、4年連続4度目のベスト4進出を果たした。
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今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝の再戦となったこの準々決勝。全豪オープンではサバレンカが勝利し大会2連覇を成し遂げている。
2023年と今年の全豪オープンに続き、四大大会シングルス3度目の制覇を狙う世界ランク2位のサバレンカは昨年の全米オープンで準優勝。今年は悲願の大会初制覇を目指す。一方のジェンはパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)金メダリスト。グランドスラム初優勝を狙い8強まで勝ち進んだ。
この試合、サバレンカはジェンのセカンドサービスを強く叩き主導権を握ると、序盤第2ゲームで先にブレーク。その後もジェンのサービスにプレッシャーをかけ続けたサバレンカは第6ゲームでもブレークに成功し、圧倒して第1セットを先取する。
第2セット、低調なサービスが続くジェンに対しサバレンカは攻め手を緩めることなく、第1ゲームではファーストサービスでリターンエースを決めるなど0-40とチャンスを握る。2ポイントを凌がれたものの、最後はラリー戦からジェンのバックハンドのミスを誘い出し先にブレークした。
その後もサバレンカは安定したサービスとストロークで付け入る隙を与えず、第5ゲームでもブレークに成功。自身はサービスゲームで1度もブレークを許すことなく、1時間13分で完勝となった。
準決勝では第13シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)と対戦する。ナヴァッロは準々決勝で第26シードのP・バドサ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
敗れたジェンは大会初のベスト4進出とはならなかった。
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