スーパーショットに会場どよめく

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ミラリェス(マドリッドOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)は20日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク53位のB・ミラリェス(スペイン)は同58位のS・オフナー(オーストリア)に6-4, 4-6, 4-6の逆転で敗れ、大会初のベスト8進出を逃した。しかしこの試合の途中、ミラリェスは相手も思わず笑顔で拍手を送ってしまうスーパーショットを披露し会場をどよめかせた。

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26歳のミラリェスが同大会に出場するのは4年ぶり2度目。初出場となった2019年は予選を勝ち上がり本戦に出場したものの1回戦で敗れた。

今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク167位のH・デリエン(ボリビア)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで破り大会初の本戦白星を挙げ、2回戦に駒を進めた。

2回戦の第1セット、ミラリェスは自身のサービスゲームで2度のブレークを許したものの、リターンゲームではこれを上回る3度のブレークを奪い先行する。

迎えた第2セット、ゲームカウント2-2で迎えた第5ゲームでミラリェスがオフナーのパッシングショットに飛びついて返球すると、これがネットすれすれに落ちるスーパーショットとなりポイントを獲得した。意図したショットではなかったためミラリェスは手を挙げてオフナーに謝罪したが、オフナーは笑顔で拍手しミラリェスを称えた。このプレーには観客もどよめき、大きな拍手を送った。

このゲームはキープしたミラリェスだったが、第7ゲームでオフナーにブレークを許し1セットオールに追いつかれる。ファイナルセットは序盤から3ゲーム連取を許したミラリェスがオフナーにリードを守り切られ、逆転で敗れた。

勝利したオフナーは準々決勝で第1シードのC・ルード(ノルウェー)と同96位のA・シェフチェンコの勝者と対戦する。




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(2023年7月20日21時50分)
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