ルブレフに大逆転で全仏OP16強

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２日、男子シングルス３回戦が行われ、世界ランク４８位のＬ・ソネゴ（イタリア）が第７シードのＡ・ルブレフを5-7, 0-6, 6-3, 7-6 (7-5), 6-3の大逆転で破り、２０２０年以来３年ぶり２度目のベスト１６進出を果たした。

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２８歳のソネゴが全仏オープンに出場するのは５年連続５度目で最高成績は２０２０年の１６強入り。今大会では１回戦で第３０シードのＢ・シェルトン（アメリカ）、世界ランク４０位のＵ・アンベール（フランス）を下し３回戦に進出している。

一方、世界ランク７位で２５歳のルブレフは２０２０年と昨年大会で８強入り。今大会では１回戦で世界ランク６０位のＬ・ジェレ（セルビア）、２回戦で同６１位のＣ・ムーテ（フランス）を下し勝ち上がった。

この日の第１セット、第１ゲームでいきなりブレークを許したソネゴ。その後はサービスキープが続くとルブレフのサービング・フォー・ザ・セットとなった第１０ゲームでブレークバックに成功する。しかし、直後の第１１ゲームで２度目のブレークを奪われ、先行される。

続く第２セットではファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が４６パーセントに留まったソネゴ。１ゲームも取ることができず、セットカウント０－２と崖っぷちに立たされる。

それでも第３セット、ソネゴは第３ゲームでブレークに成功。ルブレフに１度もブレークポイントを握られることなく、セットカウント１－２と追い上げる。

反撃を続けるソネゴは第４セット、第１ゲームでいきなりブレークに成功。それでも第６ゲームでブレークバックを許しタイブレークにもつれ込む。互いにミニブレークを許さない展開となるもソネゴが１度のチャンスをものにし、２セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、互いに２度ずつブレークポイントを握るも活かせず、サービスキープが続く。それでも第８ゲームでソネゴがブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第９ゲームではポイントを先行されるも最後はルブレフのボールがアウトとなり、３時間４２分で勝利した。

勝利したソネゴは４回戦で第１１シードのＫ・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは３回戦で世界ランク１０８位のＴ・コキナキス（オーストラリア）を6-4, 6-1, 3-6, 7-6 (7-5)で下しての勝ち上がり。

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