大坂「全試合には勝てない」

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大坂なおみ
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テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、女子シングルス3回戦が行われ、第13シードの大坂なおみは世界ランク60位のA・アニシモワ(アメリカ)に6-4,3-6,6-7 (5-10)の逆転で敗れ、2年連続4度目のベスト16進出とはならなかった。会見では試合内容を振り返った。

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初の顔合わせとなったこの日の第1セット、大坂はダブルフォルトを犯すなどミスを重ねるアニシモワから第1ゲームでブレークに成功。サービスゲームではファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得するなど、挽回を許さず先行した。

第2セットでも強烈なサービスとストロークを武器に主導権を握りたい大坂だったが、第2ゲームでは鋭いリターンエースを決められるなどで3度のブレークチャンスを与えるもこれをしのぐ。すると迎えた第4ゲームでは、ストロークの打ち合いから絶妙なバックハンドのスライスショットを決められこの試合初のブレークを許す。大坂はこのセットで得た2度のブレークチャンスを決め切ることができずにセットカウント1-1に追いつかれた。

ファイナルセット、互いにブレークチャンスを与えながらもサービスゲームのキープが続くなか終盤に突入。ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲーム、大坂が2度のマッチポイントを握るも仕留めきれない。10ポイント制のタイブレークでは1ポイント目でミニブレークを許すと、2時間15分で力尽きた。

大坂は試合後の会見で「本当にいいプレーをしていたと思います。私としては、かなりレベルの高い試合だったと思っています。彼女のボールのスピードには驚かされましたが、それ以外はいいプレーができました」と述べた。

「1ポイント1ポイントを大切に戦ったつもりです。それを悲しんではいられないわ。私は神様じゃないんだからね。全ての試合に勝つことはできないです」

アニシモワは4回戦で、第1シードのA・バーティ(オーストラリア)と対戦する。バーティは3回戦で第30シードのC・ジョルジ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのB・クレチコバ(チェコ)、第5シードのM・サッカリ(ギリシャ)、第8シードのP・バドサ(スペイン)らが16強へ駒を進めた。

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(2022年1月21日20時55分)
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