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全豪オープン2009特集

1/17~1/30

全豪オープン (Australian Open)

Grand Slam オーストラリア、メルボルン  

女子シングルス:『セリーナ、復活のV!』

左:セリーナ・ウィリアムズ 右:リンゼイ・ダベンポート
マリア・シャラポワ
画像提供:Getty/AFLO

S・ウィリアムズは今シーズンの復活に燃えていた。そのシーズン初戦で、最初の目標だったビッグ・タイトルの獲得に成功したのだった。昨年の3月に膝の怪我から復帰したが、万全の体調でシーズンをフルに戦えなかった事もあり、その試合結果には精彩を欠いていた。そんな彼女が今シーズンへ掲げた意気込みは『完全復活』だった。その最初の目標だった、今年最初のグランド・スラムの優勝を見事勝ち取ったのだ。
「ここまでカムバックするのに、随分時間がかかったわ。なんとか目標へたどり着けて嬉しい。グランド・スラムの優勝だもの、もちろん最高よ!」と、2003年の全豪オープン以来、今大会では2度目であり、自身7度目のグランド・スラムの優勝に感無量だった。
その決勝戦で、出だしから好調だったのは対するL・ダベンポート(米国)だった。「とても良いプレーができて、試合をコントロールできたし、ボールを左右に思うように打てたわ。」と、ダベンポートは出だしの好調さを振り返った。そのまま第1セットを6-2で奪ったが、その途中でセリーナはトレーナーを呼ぶ場面があった。セリーナは「おかげでよく走らされたわよ。バックへ来たボールを体を伸ばして取ったときに、背中の筋をひねってしまったみたい。筋がずれてしまった感じで。それからの何ゲームかは、まったくプレーができなかったわ。でもトレーナーを呼んで筋を治してもらってからは、問題は無くなったわ。」と、その時の状況を説明していた。
第2セット、2-2で迎えたセリーナのサービス・ゲームは、22ポイントにもわたる激しい攻防戦となった。その時6本もあったブレーク・ポイントをしのぎ、セリーナはキープに成功したのだった。それからはリズムを物にして、このセットを6-3で奪うと、あとはダベンポートに1ゲームも許さず一気に6-0で試合を決めた。
その時の模様をセリーナは「自分の腕がもぎとれても構わないって思ったわ。サーブを打ち続け、戦い続けたのよ。あのゲームが鍵だってあの時に分かっていたから。」と、いかに大事なゲームだったかを語った。
ダベンポートも「あのゲームで、彼女(セリーナ)に扉が開いたって感じだったわ。彼女はどんどん向かってきたし、自分のチャンスをしっかり物にしてプレーし続けたのよ。」と、そこが試合の鍵だったと語った。
セリーナを乗せてのしまうとその勢いを止めるのは至難の業で、「試合になると、本当に全力で向かってくるの。一度リードを許すと、どんどん調子を上げてプレーをし始めるのよ。」と、ダベンポートも試合の波が変わったことを認めた。

セリーナは先の準決勝ではシャラポワと対戦。昨年のウィンブルドンとツアー・チャンピオンシップスの決勝戦と同じ顔合わせとなった。いずれもシャラポワが勝利を収めていたが、セリーナはそのリベンジに燃え、壮絶な試合となった。2時間39分に及ぶ熱戦を2-6,7-5,8-6の逆転で、また3本あったマッチ・ポイントをしのいで制し、雪辱を果たしたセリーナはジャンプして喜んでいた。
また、ダベンポートも、今大会最大のダークホースとなったN・デシー(フランス)との準決勝では苦戦を強いられた。第3シードのA・ミスキナ(ロシア)を破って勝ち上がったデシーも、勢いとその好調さから疲れが見え始めたダベンポートを出だしから圧倒し、その後も互角の試合を展開したが、6-2,6-7,4-6で敗れ、決勝進出とはいかなかった。

その他、今大会話題をさらったのは地元出身のA・モリックだった。4回戦では見事ヴィーナス・ウィリアムズを破り、準々決勝でもダベンポートにファイナル・セット9-7とその実力の高さを見せ、地元ファンを大いに沸かせた。
また、3回戦でダベンポートに敗れはしたが、若干15歳のN・バイディソバ(チェコ共和国)も今後が楽しみな選手として注目を浴びた。 日本人では期待の杉山愛は1回戦で姿を消し、小畑沙織、森上亜希子も同じく初戦敗退だった。初めてシード選手として臨んだ浅越しのぶも、今大会初めて初戦を突破したものの2回戦で成長著しい中国N・リーに、また予選から勝ち上がって1回戦を突破した中村藍子も2回戦でモリックに破れ、日本人はすべて姿を消した。



男子シングルス:『サフィン、混戦から念願のタイトル!』

マラト・サフィン
レイトン・ヒューイット
ロジャー・フェデラー
画像提供:Getty/AFLO

今大会男子の見所となった『ストップ・フェデラー』と、『100周年を、ヒューイットが地元優勝で飾れるか』の期待通り、決勝戦はそのR・フェデラー(スイス)を破って勝ち上がったM・サフィン(ロシア)と、力強い応援を背に勝ち上がったL・ヒューイットとの戦いとなった。
25歳のサフィンは出だし、1976年以来の地元優勝を狙うヒューイットの勢いと1万9千273人で埋め尽くされた会場からの応援に押され、わずか23分の1-6で第1セットを落としてしまった。その後奮起し6-3で第2セットを取り試合を振り出しに戻すが、第3セットも1-4と劣勢の展開だった。しかしこの日、ショット、サービス共に好調のサフィンは、トータルで54本ものストローク・エースと18本のサービス・エースをたたき出し、逆転で第3セットを6-4で奪うと波に乗り、第4セットも6-4で奪い自身2度目のグランド・スラム・タイトルを手にしたのだった。
「実際、第1セットのあと徐々に良くなっていったんだ。1-4とリードを許していたけど、チャンスを待っていたからそんなに難しい事じゃなかった。もちろん、ちょっと怖かったし、緊張もしてたし、あんまりたくさんの事ができた訳じゃないけどね。でも、試合をひっくり返せるって希望は、まったく捨てなかったんだ。それにしても第1セットには驚いたよ。あんなに悪いなんて。緊張してて、何もできなかった。第2セットを取ってからは段々と動けるようになったけど、第3セットを取っても、まだ祈る気持ちでだったね。」と、サフィンは試合の展開を振り返った。
「第3セットで急に思っていないような展開に変わったんだ。突然ヒューイットが簡単なミスをいくつかしてくれたんだ。何ポイントかはラッキーに取れて、自信も沸いてきて、それからはブレークされることもなかったから、試合を自分の物にできるようになったんだ。そして逆にブレークを奪うと、もっと積極的にプレーができたし、もっと危険なプレーにも臨めた。それまでは、正直なところ、消極的で何もできなくて、ミスも連発。サービスも打てない、体も動かない、オープン・コートのライン上に正確にショットも打てないと、ほんとはずかしかったよ。」と、試合中の気持ちの変化を付け加えた。

今大会の前哨戦のメディバンク国際の優勝で、勢いをつけて臨んだヒューイットだったが、サフィンの前には力尽きてしまった。
「良いスタートが切れて、プレーも良かった感じがした。でも、彼(サフィン)がまだ、本当の調子を出していなかっただけだった。彼は本当に対戦したくない相手さ。1つのサービス・ゲームで3本も4本もエースを取ってくるし、そこから調子を出して、こっちのサービス・ゲームにプレッシャーをかけてくるんだ。彼は本当にすごいよ。たとえ第1セットを取ってリードしても、余裕をもってプレーさせてくらないからね。そのうち彼の調子が上がってきて、第3セットが始まる頃にはすっかり調子を戻して、それからカクンとレベルを上げてきた。自分のプレーがそんなに悪かったとは思わない。彼が良すぎたんだ。」と、決勝戦でのサフィンを褒め称えた。

今大会『誰がフェデラーを倒すのか』に注目が集まっていた。
準々決勝では、フェデラー対A・アガシ(米国)の新旧王者対決が実現したが、終わってみたらストレートでフェデラーが勝利し、アガシは力負けを喫してしまった。
それまで1セットも落とさず勝ち上がり、やはりフェデラーの独壇場かと思われたとき、準決勝でサフィンとの対戦となった。サフィンは2000年にランキング1位に輝いたが、2003年には怪我もありそのランキングを86位にまで落としていた。昨年はその怪我から復帰し、2つのマスター・シリーズの優勝と、最終戦のマスターズ・カップでのベスト4入りで、ランキングも4位へと戻し、その勢いで臨んだ今大会では「打倒フェデラー」に燃えていた。奇しくもサフィンの25歳の誕生日に行われたその試合は、両者譲らぬ展開となった。フェデラーのマッチ・ポイントをしのぎ自分に訪れた7本目のマッチ・ポイントをやっと物にすると、5-7、6-4、5-7、7-6(6)、9-7の4時間28分の死闘を制し、サフィンは決勝への切符を手にし、自分への最高の誕生日プレゼントとした。それと同時に、そこまで続いていたフェデラーの連勝記録は26で、対トップ10プレーヤーとの連勝も24で止まる結果となった。
サフィンは、ナンバー・ワンというゴールに向けてと言う質問に対して「もしなれたら本当に嬉しいけど、今から多くを期待しすぎちゃいけないよ。まだまだ先は長いしね。もちろん、この優勝は大きな意味を持つよ。」と、慎重な答えをし、まだ始まったばかりのシーズンが長い事を自覚しているようだった。

100周年を迎えた今大会では、その記念すべき年を地元オーストラリア出身のヒューイットの優勝で飾りたいと湧き上がっていた。しかし、その勝ち上がりは苦戦続きで、観衆の応援あっての勝ち上がりと見られる面も多くあった。2回戦では、昨年事故からランキングを落としているJ・ブレーク(米国)と対戦し、第3セットを6-0で落とすなど、冷やりとさせられたが3-1で勝利。3回戦では第25シードのJ・I・チェラにも1セット奪われた。今大会ではこれまでベスト16進出にとどまっているヒューイットにはことさらプレッシャーがかかった4回戦では、スペインの伸び盛りの若手R・ナダルに1-2の劣勢を許したものの、なんとかフルセットで逆転勝利をあげ、自己ベストの壁をまず突破したのだ。続く準々決勝でも第9シードD・ナルバンディアン(アルゼンチン)にファイナル10-8とどちらが勝ってもおかしくない試合に辛勝し、準決勝のA・ロディック(米国)にも、第1セットを奪われるが、第2、第3セットのタイブレークを征し執念の決勝進出を果たしたのだった。決勝戦ではその苦戦からの疲れがでたのか、フット・ワークの俊敏さや多彩なショットに精彩を欠いていた。

日本人で唯一予選を勝ち上がって本戦へ出場した鈴木貴男は見事1回戦を突破し、世界王者フェデラーに臨んだ。ストレート負けは喫したものの、積極的なプレーの連続で善戦したが、観客を魅了した。



ダブルス:『地元オーストラリア勢、ダブルスで奮起。』

画像提供:Getty/AFLO

女子のダブルスを制したのは、今回初めてペアーを組んだ、第6シード地元出身のモリック&S・クズネツォワ(ロシア)組だった。
決勝戦は、第15シードのダベンポート&C・モラリューの米国組に対し、初めてペアーを組んだとは感じさせないプレーで6-3,6-4で勝ちとった。
モリックは「この気持ちを、となりにいる素晴らしい彼女(クズネツォワ)と分かち合えて本当に嬉しいわ。彼女無しじゃ成しえなかったし、初めてコンビを組んでグランド・スラムで優勝なんて、最高のスタートね。本当に驚きよ。」と、喜びを隠せず、パートナー選びが正しかったことを再確認していた。
クズネツォワは過去6回のグランド・スラムでのダブルス参加のうち、5回で決勝へ進出していたがすべて敗れていた。6回目の決勝でやっとその夢が果たせた形となった。
一方、シングルスと共に勝ち上がったダベンポートは、パートナーのモラリューへ、感動的なスピーチをした。「今回の勝ち上がりは、白血病からのカムバックだけではなかった。彼女(モラリュー)はこの一年、2度にわたる肩の手術やその他色んなことを乗り越えてここにいるの。本当に4年前にダブルスを組んでから、またこうして再び一緒に戻ってこれたのは最高のことだし、また一緒にプレーできるなんてまったく思っていなかったわ。まして決勝戦で一緒に戦えるなんて思ってもみなかった。だから、私はこの準優勝を誇りに思うわ。」と、涙ながらに語り、観客の感動を呼んでいた。
男子ダブルスは、W・ブラック&K・ウリエットのジンバブエ・ペアーが第2シードのボブ&マイク・ブライアン組(米国)を6-4,6-4で下し、2001年のUSオープン以来2度目のグランド・スラム優勝を果たした。このペアーは準々決勝で第3シードのM・ブパティ&T・ウッドブリッジ組を倒して勝ち上がり、1セットも落とさず勝ち上がったきたブライアン兄弟と優勝を争った。この顔合わせは昨年末のマスターズ・カップの決勝の再現となり、その時優勝したブライアン兄弟へのリベンジを果たした事となった。
「この二人を倒さなきゃ頂点に立てなかったんだ。あの兄弟はコートにすごいエネルギーを持ってくるんだ。そのエネルギーに立ち向かうと、すごい試合になるんだ。」と、ブラックはブライアン兄弟がたやすく勝てる相手ではないことを語った。ブラックは今大会2度目、ウリエットは初めての決勝進出で栄冠を手にし、ブライアン兄弟は昨年に続く決勝戦でまたもや準優勝に終わった。
ミックス・ダブルスはワイルド・カードで出場の地元期待のS・ストーザー&S・ドレ―パー組がまさかの優勝を飾り、地元観客を喜ばせた。決勝戦は第4シードのK・ウリエット&Lフーバー組にフルセットのスーパー・タイブレーク(10ポイント先取のタイブレーク)にもつれ込む接戦で、6-2,2-6,7-6(10-6)で見事勝利を奪った。
「グランド・スラムには何か特別なものを感じるよ。年間4回しかないし、しかも自分の母国での優勝なんて。」と、ドレーパーが語ると、「去年は私はこの大会を観戦する立場だったわ。最終日の男子シングルスとミックス・ダブルスを。なのに、今年はこうしてここに立ってるなんて、夢にも思っていなかったわ。毎試合ただ楽しんでプレーして、良いショットを打とうと努力してただけなの。そしたら優勝トロフィーにたどり着いちゃった。本当に嬉しいわ。グランド・スラム・タイトルだなんて。」と、ストーザーもまさかの優勝に驚きと喜びを露にしていた。準優勝のウリエット&フーバー組は2回戦の不戦勝以外、何とすべての試合がフルセットのスーパー・タイブレークにもつれ込むと言う脅威の勝ち上がりだった。しかし、勝利の女神が最後に微笑んだのは地元ペアーだった。

感激、興奮、落胆、怒り、不満、感動、涙・・・

今年最初のグランド・スラムだったけど、いつになく(失礼!)好ゲームが多かった気がしたのは、あたしだけかしら?男子はベスト4に上位4シードが残る順当な勝ち上がりに見えるけど、女子同様、混戦だった気がしてならないわ!『ストップ・フェデラー』を果たしたサフィンはさすがだったけど、第4セットのフェデラーのマッチ・ポイントの時は「やっぱりフェデラーか・・・」なんて思ったわ。でも、そこをひっくり返してファイナルセットもあの接戦を物にしたサフィンは、技術うんぬんではなく、素晴らしい精神力と勝利への執着心の表れだったわね。お見事の一言よ。
でも知ってる? 4回戦のO・ロクス戦ってあんまり話題になってないけど、最高だったわ。195cmのサフィンが165cmのロクスに押されっぱなしだったの。結果は4-6,7-6,7-6,7-6でサフィンだったけど、試合内容はロクスだった気がする。しっかりブレーク・アップして取ったセットは第1セットのロクスだけで、サフィンは相手のサービスをなかなかブレークできなくて四苦八苦。ロクスは2000年にATPタイトルを取って、もっとも身長の低い優勝者の記録を持ってる選手。巨人対小人のような試合だったけど、あれ見てると体格に恵まれてない日本人だって頑張ってよって思っちゃった。
ヒューイットの試合も負けそうだった試合ばっかり続いて、地元の声援のお陰?って思うような勝ち上がりだったわよね。女子のシャラポワの大声と一緒にヒューイットの「カモ~~~ン!」が話題になって、メディアとか選手に叩かれてたわね。・・・うーん、やっぱり相手のミスに相手に向かって「カモ~ン」は、誉められた行為じゃないわね!シャラポワの声も、かつてM・セレスが出てきたとき話題になったりしたけど、あれはどんなもんなんでしょうね?対戦した相手じゃないと分かりましぇん。

今回ジュニアでビックリな人を発見。男子であの棒高跳びの『世界のブブカ』の息子さんが17歳で全豪のジュニアに出場してたの。第6シードの彼は「今年はジュニアでは最後の年なので、ぜひ優勝したいです。」と、抱負を語ってたけど、準決勝で、今大会優勝の第2シードのD・ヤングに敗れちゃいましたね。来年はATPツアーに出てくると思うから、注目しましょう。
女子では、元男子トップ・プレーヤーで1999年に4位まで行ったR・クライセックの妹が17歳で予選を勝ち上がり本戦の2回戦まで行って、P・シュニーダーにフルセットで敗れる活躍をしてましたね。ランキングも一気に163位に上がってこれからが見ものよ!

ダベンポートが親友のモラリューへ感動的なスピーチをした、女子ダブルス決勝後のセレモニー。本当はダベンポートだけがペアーを代表してコメントをするはずだったんだけど、そのコメントがあまりにも感動的だったので、大会主催者がモラリューも呼び出しマイクの前に立たせたの。すでに涙に溢れてた彼女は、優勝ペアーにお祝いを述べてから「3年半前、グランド・スラムの決勝どころか、明日のことさえもわからない状態だったの。今日こうしてここにいられることを、本当に嬉しく思うわ。パートナーのリンゼイはシングルスでタフな試合が続いているにもかかわらず、私のためにこうしてダブルスを続けてくれたの。彼女がどんなに素晴らしい友人かおわかりでしょう。」って。Pinkyも、ついつい涙、涙になってしまいました。友情って本当にいいわね~~~。

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