女子テニスのザグレブ レディース オープン（クロアチア/ザグレブ、クレー、ITF）は２１日、ダブルス決勝が行われ、伊藤あおい/ フォン・シュオ（中国）組がＡ・ブラトバ/ Ｍ・マトウラ（ギリシャ）組を7-5, 6-3のストレートで下し優勝を飾った。

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２１歳の伊藤は今大会、シングルスに第２シードとして出場したが初戦で敗退。伊藤は今季、この試合を含め苦手と公言しているクレーコートで４試合を戦ったが全試合で敗れた。

それでも、ダブルスでは今大会の１回戦で今季クレーコートで行われた試合で初白星を挙げると、準々決勝は不戦勝により４強入り。準決勝ではＶ・カン/ E・マカロバ組を下し決勝進出を果たした。

迎えた決勝戦、伊藤とフォンはサービスゲームで４度のブレークを相手に許しながらも、リターンゲームでは６度のブレークに成功。１時間１２分のストレート勝ちで優勝を決めた。

伊藤がITF大会のダブルスで優勝するのはこれが９度目だが、苦手のクレーコートでは単複を通じ初のタイトル獲得となった。

伊藤は今後、３０日に開幕するウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）のシングルスに本戦から出場する。伊藤が四大大会の本戦に出場するのはこれが初となる。


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