男子プロテニス協会のATPは8日、2024年から2シーズンにわたるPlayer Advisory Council(選手諮問委員会)のメンバーを発表。世界ランク6位の
A・ズベレフ(ドイツ)や同42位の
M・マクドナルド(アメリカ)らが選出された。
>>シェルトン、ダニエル 太郎らASBクラシックの組合せ<<同メンバーは選手からの投票で選出され、2年間の任期を務める。ズベレフやマクドナルドのほかに
D・ラヨビッチ(セルビア)らが選ばれた。また、昨シーズンも諮問委員会のメンバーだった、
G・ディミトロフ(ブルガリア)や
P・カチーン(アルゼンチン)、
P・マルティネス(スペイン)らも継続して今シーズンもメンバー入りとなる。
初めてメンバーに選出されたマクドナルドはキャリアの初期段階からメンバー入りの意欲を見せていたが、世界ランクの上昇や自身のキャリアを優先していた。28歳となった今年、ようやく諮問委員会のメンバーとなった。
「今はキャリアの半ば、ほとんどベテランの段階だ。ツアーについてもっと多くのことを知っていると感じている。もっとツアーに参加したいんだ。多くのプレーヤーを知っているし、僕らが取り組んでいるトピックについて、彼らとうまくつながることができると感じている。今年はちょうどいいタイミングだったと思う。選手たちが、僕がその役にふさわしいと思ってくれたんだ。カウンシルの一員となり、プレーヤーを代表できることをとてもうれしく思っている」
ATPは選手の獲得賞金の上昇(ベース・ライン・プログラム)や引退後の報酬(年金プログラム)など、昨シーズンから2026年ごろまで段階的に選手の生活水準や若手の支援等に積極的な変化を加えていくとしており、そこに選手目線の意見や思いを繋げるメンバーとして同委員会の言葉が重要となってくる。
ATP会長のアンドレア・ガウデンツィ氏は「選手たちのツアー生活を形成し、向上させる上で重要な役割を員会は担っており、ここ数年で達成したいくつかの好調な結果をさらに発展させることを楽しみにしている。また、昨年参加してくれた選手たちにも感謝したい。僕らは選手たちがツアーの向上と強化のために時間を費やしてくれたことに大いに感謝している」とコメントした。
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