テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク59位の
S・スティーブンス(アメリカ)が同118位の
C・スアレス・ナバロ(スペイン)を3-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たした。会見では、今大会を棄権してうつ病に悩まされていたと告白した同2位の
大坂なおみについて「棄権は残念。彼女(大坂)を称賛してサポートすべき」とコメントした。
>>錦織vsハチャノフ1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<2017年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制した元世界ランク3位のスティーブンスは「間違いなく大坂は最善のことをしたと思う。もっといい方向へ状況を進めることができたとも思う」と語った。
「たくさんの人がつらい時間を過ごしているだろうけど、それを発信することはできていない。それをトラウマになってしまう代わりに、私たちはもっと受け入れて、彼女がよりいいテニスをし、そして幸せになって活動できるようにさせるべき」
「彼女だけでなく、みんなが経験していることを開示できる場が間違いなく必要だと思う。だから彼女を応援するし、明かしてくれたことに感謝している」
この日、スティーブンスはファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。6度のブレークに成功し、2時間24分の熱戦を制した。
2回戦では第9シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは1回戦で世界ランク36位の
D・ヴェキッチ(クロアチア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)、第5シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第13シードの
J・ブレイディ(アメリカ)、第17シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第18シードの
K・ムチョバ(チェコ)らが2回戦へ駒を進めた。
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