男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第13シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に6-3, 6-4のストレートで勝利してベスト8進出。さらに、クレーコートでの連続取得セット数を50として1984年に
J・マッケンロー(アメリカ)がカーペットコートで記録した同一コートでの連続取得セット数49を34年ぶりに更新し、新記録を打ち立てた。
>>マドリッドOP対戦表<<昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以降クレーコートで負け無しのナダルはこの日、7度のブレークチャンスから3度のブレークに成功し、1時間44分で勝利した。
今回勝利したことで、クレーコートでの連勝記録を21、通算勝利数を403へ更新した。
男子プロテニス協会のATPの公式サイトには、ナダルのコメントが掲載されている。
オープン化以降のセット連取記録を34年ぶりに塗り替えたことについてナダルは「あまりそのことは考えていない。プロテニス人生を終えてから、それらのことを考えるのかもしれない。良いプレーをしている手強い選手と対戦し、難しい試合に勝つことができた」とコメント。
準々決勝では、第5シードの
D・ティーム(オーストリア)と対戦する。両者は昨年のムチュア・マドリッド・オープン決勝で顔を合わせており、この時はナダルがストレートで勝利して5度目のタイトルを獲得。しかし、その後のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)準々決勝ではティームにストレートで敗れ、昨年のクレーコートで唯一の黒星を喫していた。
「とてもタフな試合になるだろう。特にこの高地とサーフェスでの対戦は。彼(ティーム)のトップスピンの強くかかったボールは、ここではとても高く跳ねるし、コントロールするのが難しい。明日の試合へ向けてしっかり準備が必要。きっとタフなプレーになると思うが、世界でも最高の選手の一人と対戦する良い機会でもある。」
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