男子テニスで世界ランク4位の
S・ワウリンカ(スイス)が2日に自身の公式フェイスブックで、膝の負傷により7日開幕のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)と続くW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)を欠場することを明かした。
>>錦織vsデルポ 1ポイント速報<<>>錦織らシティOP対戦表<<「医師とチームと相談した結果、残念ながら大事をとってカナダとシンシナティの大会をスキップする決断をした。ファンにとっても僕自身にとっても、この決断をせざるを得ないことは非常に残念だが、ウィンブルドンで悩まされた怪我を回復させ、100パーセントの自信を持てている状態で試合に復帰する必要がある」と綴った32歳のワウリンカ。
7月のウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)1回戦で膝を冷やすなど不安を残す場面が見られたワウリンカは、
D・メドヴェデフ(ロシア)に敗れて初戦敗退。
その後の会見では「残念ながら膝に問題を抱えてしまい、万全な準備が出来なかった。昨年の終盤とオーストラリアでも感じていた」と語っており、以降は公式戦に出場していなかった。
昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下して大会初優勝を果たしたワウリンカだったが、今年は怪我の状態によっては出場が危ぶまれる。
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