男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
杉田祐一が第7シードの
Z・ザン(中国)を6-2, 6-1のストレートで下し、ベスト4進出を決めた。
この日、杉田はザンに1度もブレークを許さない試合を展開し、自身は4度のブレークに成功。主導権を握ってザンを寄せつけず、わずか58分で勝利した。
準決勝では、B・モット(オーストラリア)とB・クレイン(イギリス)の勝者と対戦する。
世界ランク134位の杉田は、昨年のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で
A・ズベレフ(ドイツ)らを破る快進撃でマスターズ初のベスト16進出。同年の8月には世界ランキングで自身最高の82位を記録した。
慶應チャレンジャーは今回が8度目の出場で、最高成績は2012年のベスト4。前回は準々決勝で
M・エブデン(オーストラリア)にフルセットの末に敗れていた。
2015年の慶應チャレンジャーは、
ダニエル太郎が
添田豪を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、大会初優勝を飾った。
また、慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017は、今回より新たに女子ITF25,000ドルの大会も開催される。女子本戦は2017年3月6日(月)から12日(日)にかけて行われる予定。
■関連ニュース■
・杉田 ストレートで初優勝へ前進・杉田 注目の19歳ズベレフ破る・上杉 海斗 またも金星で8強