男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は5日、シングルス準決勝が行われ、準々決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を破った第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)は世界ランク27位の
J・イズナー(アメリカ)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、大会初の決勝進出とはならなかった。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<この日、18本のサービスエースを叩き込まれたチリッチは、1度もブレークをすることが出来ず、1時間11分で準決勝敗退となった。
今大会は初戦の2回戦で
I・カルロビッチ(クロアチア)にストレート勝ち、3回戦で第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)を下してベスト8進出を果たすと同時にツアー最終戦のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に2年ぶり2度目の出場を決めた。
準々決勝では過去14連敗中だったジョコビッチをストレートで下した。
今シーズンは、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でマスターズ初優勝、前週のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)では
錦織圭を下してタイトルを獲得。オープン13(フランス/マルセイユ、ハード)、ジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーヴ、クレー、ATP250)では準優勝を飾った。
勝利したイズナーは、8月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)に続く今季2度目の決勝進出を果たした。マスターズ初優勝をかけて、決勝では第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
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