男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル男子(メキシコ/アカプルコ、ハード)は24日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク102位の
T・フリッツ(アメリカ)が世界ランク74位の
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)を6-1, 6-3のストレートで下し、ツアー大会で2度目のベスト8進出を果たした。
>>アカプルコ大会 対戦表<<この試合、フリッツはエストレージャ=ブルゴスに1度のブレークを許すも、自身はそれを上回る5度のブレークに成功して1時間で勝利した。
準々決勝では、世界ランク43位の
S・クエリー(アメリカ)と初の顔合わせとなる。クエリーは同日の2回戦で第2シードの
錦織圭をストレートで下して駒を進めた。
18歳のフリッツは今大会、1回戦で第8シードの
J・シャーディ(フランス)を破っての勝ち上がり。元ジュニア世界ランキング1位のアメリカ期待の新星で、14日まで行われていたメンフィス・オープン決勝で錦織に敗れるも準優勝を飾った。
錦織がクエリーに勝利していた場合、準々決勝でフリッツと対戦する組合せだったが、錦織が2回戦で敗れたため2度目の顔合わせとはならなかった。
また、同日の2回戦では第1シードの
D・フェレール(スペイン)も
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)にストレートで敗れており、今大会のトップシードが8強を前に姿を消す波乱となった。
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