男子テニスツアーのシンセンオープン(中国/シンセン、ハード)は4日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が第4シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)との対決を6-3, 7-6 (9-7)のストレートで制し、念願の今季初優勝、キャリア通算11度目のタイトルを獲得した。
決勝戦、ベルディヒは13本のサービスエースを叩き込み、9本のダブルフォルトを犯すガルシア=ロペスのサービスゲームでは2度のブレークに成功し、1時間47分で勝利した。
ベルディヒは今回の勝利でガルシア=ロペスとの対戦成績を4勝3敗と勝ち越した。両者は今年の全米オープン3回戦でも対戦し、その時もベルディヒが勝利していた。
今大会好調で1セットも落とすことなく優勝カップを手にしたベルディヒ。第3シードの
T・ロブレド(スペイン)との準決勝は3日に行われる予定だったが、雨により4日に順延していた。そのため、ベルディヒとガルシア=ロペスは1日で2試合行った。
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