全米覇者チリッチ 34歳に敗退

男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ）は２２日、シングルス２回戦が行われ、第４シードのＭ・チリッチ（クロアチア）は３４歳のV・エストレージャ=ブルゴス（ドミニカ共和国）に4-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退を喫した。

シード選手のため１回戦は免除、この試合が初戦となったチリッチは、４度のチャンスから２度のブレークに成功するが、４度のサービスエースを決めるもセカンドサービスのポイント獲得率が４２パーセントと低く、４度のブレークを許し１時間２０分で敗れた。

両者は初対戦で、勝利したエストレージャ=ブルゴスは３回戦でＪ・モナコ（アルゼンチン）と第１４シードのＭ・クリザン（スロバキア）の勝者と対戦する。

昨年全米オープン覇者のチリッチは昨年末から右肩を痛め、今季序盤は欠場、３月に行われたＢＮＰパリバ・オープンから復帰し、先日行われたモンテカルロ・ロレックス・マスターズではＮ・ジョコビッチ（セルビア）に敗れるもベスト８進出を決めていた。

エストレージャ=ブルゴスは今大会初出場、今大会１回戦で２１歳のＤ・ティエム（オーストリア）をストレートで下している。

２月に行われたエクアドル・オープン・キトでキャリア初優勝を果たしたエストレージャ=ブルゴスは、ツアー最年長記録を更新、３４歳で自己最高位４８位を記録した。

《エストレージャ=ブルゴスツアー初優勝》