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奈良好調のシード選手下す

女子テニスのマイアミ・オープン女子（アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル）は２６日、シングルス２回戦が行われ、奈良くるみ（日本）が第２５シードのＣ・ガルシア（フランス）を6-3, 7-6 (11-9)で破り、大会初の３回戦進出を決めた。

両者は今回が３度目の対戦となり、奈良くるみはガルシアとの対戦成績を２勝１敗と勝ち越した。

この試合、奈良くるみは５度のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時に７７パーセントの確率でポイントを獲得し、ガルシアのサービスゲームを４度のブレークチャンスから３度ブレークに成功して１時間３５分で勝利をおさめた。

３回戦で奈良くるみは、第２シードのＭ・シャラポワ（ロシア）を破ったＤ・ガブリロワ（ロシア）と対戦する。

過去同大会で奈良くるみは、昨年初出場で初戦突破し、２回戦でシャラポワに敗れて３回戦進出とはならなかった。今大会は１回戦で世界ランク５３位のＡ・トムヤノヴィッツ（クロアチア）を下し、２回戦でガルシアを破って大会初の３回戦進出を決めた。

《奈良くるみ 2年連続2回戦へ》

一方、敗れたガルシアは今シーズン、３月に行われたアビエルト・メキシコ・テルセル女子決勝でＴ・バシンスキー（スイス）に敗れるも準優勝を飾っている。

翌週に行われたモンテレイ・オープンでも準優勝を果たしており、２大会連続で決勝進出と好調だったが、奈良くるみに敗れて２回戦で姿を消すこととなった。