男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・オープン男子（アメリカ/マイアミ、ハード）は２５日にシングルス３回戦を行い、世界ランク５位のＤ・フェレール（スペイン）がＦ・フォニュイーニ（イタリア）を6-1, 7-5のストレートで下し、４回戦に駒を進めた。試合時間は１時間１３分だった。
フェレールは試合を通じて４度のブレークに成功し、フォニュイーニを土俵際に追い詰めた。両者は今季３度目の対戦となっており、これでフェレールの全勝となった。また通算では６度の対戦があり、こちらもフェレールが全勝している。
第３シードのフェレールは２回戦でＤ・ツルスノフ（ロシア）と対戦予定だったが、ツルスノフが棄権を決めたために体力を温存できた状態で臨んだ３回戦となった。
フェレールは４回戦で日本期待の第１３シードの錦織圭（日本）と対戦する。錦織は３回戦でベテランのＸ・マリス（ベルギー）を6-2, 7-5で下しての勝ち上がり。
フェレールと錦織は過去に４度の対戦があり、２勝２敗のタイとなっている。最後の対戦は年初の全豪オープンで、そのときはフェレールがストレート勝ちを収めている。
４回戦についてフェレールは「とても厳しい試合になると思う。前回対戦したのは全豪オープンで、そのときはストレートで下した。でも４回戦ではたくさん走らなければならないだろう。ベースラインからのストローク合戦も何度もあるだろうね。錦織は信じられないようなショットを放ってくる。とてもパワーがあるテニスだ。」と話し、錦織を警戒している。
フェレールは今季すでにツアー２勝を飾っており、今大会で３勝目を目論む。２勝はハイネケン・オープンとクラロ杯で、いずれも連覇を飾っている。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
【大会７日目スケジュール】
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