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男子テニスツアーの南フランス・オープン（フランス/モンペリエ、賞金総額４６万７８００ユーロ、インドアハード）で、伊藤竜馬（日本）が１回戦でＥ・ロジェ=ヴァセラン（フランス）と対戦する。

伊藤竜馬は、先週末行われたデビスカップ アジア・オセアニア・ゾーン１部１回戦でインドネシアと対戦。初日のシングルスで１番手のＣ・ルンカット（インドネシア）にストレートで勝利すると、続く内山靖崇（日本）とのダブルスでも勝利をあげ、日本２回戦進出に大きく貢献した。

また伊藤竜馬は、今年の全豪オープン１回戦でＪ・ミルマン（ロシア）とフルセットの死闘の末に勝利し、２年連続の初戦突破を果たしていた。

世界ランク８４位の伊藤竜馬と対戦する同９８位のロジェ=ヴァセランは、今年の全豪オープン２回戦でＪ・ベネトー（フランス）に接戦の末に敗れていた。伊藤竜馬とロジェ=ヴァセランは、今回が初対戦となる。

一方では、シングルス１回戦７試合が行われ、シード勢に明暗が分かれた。第８シードのＢ・パイユ（フランス）は予選を勝ち上がったＡ・メナンデス=マセイラ－ス（スペイン）を6-0, 6-2で一蹴したが、第９シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）はＳ・スタコフスキ（ウクライナ）に4-6, 4-6のストレートで敗れた。

世界ランク４３位のパイユは同２０７位のメナンデス=マセイラ－スに対し、試合を通して１度もブレークポイントを与えず、第１セットでは３度、第２セットでは２度のブレークに成功し、わずか４４分の圧勝で２回戦へ進んだ。

また、世界ランク５４位のマチューは同１０５位のスタコフスキに、第１セットは１度ブレークを奪われ先取され、第２セットも２度のブレークに成功するも３度のブレークを許し、１時間１７分で敗退した。

パイユはＳ・ダルシス（ベルギー）と、スタコフスキは伊藤竜馬とロジェ=ヴァセランの勝者と２回戦で対戦する。ダルシスはこの日、主催者推薦のＡ・マンナリノ（フランス）を6-4, 7-6 (7-0)で下しての勝ち上がり。

この日行われた試合結果は以下の通り。

○Ｂ・パイユ(8) vs. ●Ａ・メナンデス=マセイラ－ス, 6-0, 6-2
●Ｐ・Ｈ・マチュー(9) vs. ○Ｓ・スタコフスキ, 4-6, 4-6
○Ｓ・ダルシス vs. ●Ａ・マンナリノ, 6-4, 7-6 (7-0)
○Ｊ・ハイェク（チェコ共和国） vs. ●Ｄ・セラ（イスラエル）, 2-6, 7-5, 6-1
○Ｊ・ニエミネン（フィンランド） vs. ●Ｆ・セラ（フランス）, 6-3, 6-2
○Ｖ・ハネスク（ルーマニア） vs. ●Ｇ・オラソ, 6-1, 7-6 (8-6)
○Ｇ・モンフィス（フランス） vs. ●Ｒ・ベーメルマンス（ベルギー）, 7-5, 6-4

今大会の優勝賞金は７万４０００ユーロ。


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(翻訳・記事/弓削忠則)