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女子テニスツアーのパタヤ女子オープン（タイ/パタヤ、賞金総額２３万５０００ドル、ハード）は大会２日目の２９日、クルム伊達公子（日本）はＣ・シーパース（南アフリカ）に7-5, 6-1のストレートで勝利、初戦突破を果たした。

第１セット、試合序盤でブレークに成功したクルム伊達は、第１０ゲームでサービング・フォー・ザ・セットのゲームを迎える。しかし、シーパースにブレークバックを許し、ゲームカウント５－５となる。

ここで雨が降り出し、一時中断となる。試合再開後の第１１ゲームでクルム伊達は、シーパースのサービスゲームを破り、続く第１２ゲームをサービスキープし、このセットを先取する。

第２セットに入るとクルム伊達はシーパースに１ブレーク許すも、それを上回る４度のブレークに成功し、１時間２３分でゲームセットとなった。

今大会にはクルム伊達の他にも、森田あゆみ（日本）と土居美咲（日本）も出場。しかし、土居美咲は初戦敗退に終わった。また、クルム伊達は今大会のダブルスにも出場し、ベスト８進出を果たしている。

今年の全豪オープンで４２歳のクルム伊達は、１回戦を勝利したことにより最年長記録を更新、さらに１９９５年以来１８年ぶりとなる３回戦進出を果たしていた。ダブルスでは、２回戦で昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した第２シードのＡ・フラヴァコバ（チェコ共和国）/ Ｌ・フラデカ（チェコ共和国）組を下す大金星をあげた。

勝利したクルム伊達は２回戦で、第１シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）と森田あゆみの勝者と対戦する。


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