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テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は大会８日目の２１日、第３シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）が第１４シードのＭ・キリレンコ（ロシア）に6-2, 6-0のストレートで勝利、ベスト８進出を決めた。

第１セット、世界ランク３位のセリーナが５本のサービスエースと１４本のウィナーを決めキリレンコを圧倒、このセットを２９分で先取する。

第２セットに入っても試合の主導権はセリーナが握り、キリレンコに１ゲームも与えることなく、５７分で準々決勝進出となった。この試合でセリーナが犯した凡ミスの数は、わずか６本だった。

昨年の今大会でセリーナはＥ・マカロバ（ロシア）に敗れ、４回戦敗退に終わっていた。またセリーナは、昨年の全仏オープン１回戦でＶ・ラッツァーノ（フランス）に敗れて以来、ウィンブルドン、ロンドンオリンピックではシングルス・ダブルスで金メダル、全米オープン、さらにＷＴＡチャンピオンシップで優勝を飾り、圧倒的な強さを発揮していた。

２０１０年以来の今大会優勝を狙うセリーナは準々決勝で、Ｂ・ヨバノフスキ（セルビア）に勝利した第２９シードのＳ・スティーブンス（アメリカ）と対戦する。


【全豪オープン スコア速報】

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