- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラーを破り世界1位ジョコビッチが有終の美◇ATPツアー・ファイナル

男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、賞金総額550万ドル、インドアハード)は大会8日目の12日に決勝戦を行い、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (8-6), 7-5のストレートで下し、2008年以来2度目の優勝を全勝で飾り、優勝賞金176万ドルを手にした。

フェデラーのサーブで始まったこの試合、第2ゲームでフェデラーはラブゲームでジョコビッチのサーブを破り、続く自身のサーブをキープするとゲームカウント3-0とリードした。しかし第5ゲームでブレークバックに成功したジョコビッチがゲームカウント3-3へと追い付いた。

第9ゲームでこのセット2度目のブレークに成功したジョコビッチがゲームカウント5-4とサービング・フォー・ザ・セットを迎えた。1度セットポイントを握ったジョコビッチだったが、フェデラーにブレークバックを許し、このセットはタイブレークへ。

そのタイブレークでは両者スーパーショットの応酬で、ミニブレークを奪うとミニブレークを奪い返す譲らない展開から、最後はジョコビッチの11本目のウィナーをフォアハンドの逆クロスで決め、72分で第1セットを先取した。

接戦を落としたフェデラーだったが、第2セットの第1ゲームでいきなりジョコビッチのサーブをブレーク。その後、両者サーブをキープすると、フェデラーはゲームカウント5-4からサービング・フォー・ザ・セットを迎える。そこで40-15とセットポイントを握ったフェデラーだったが、2本連続でフォアハンドをミス。ジョコビッチがブレークバックに成功し、ゲームカウント5-5へと追い付いた。

続くゲームをキープしゲームカウント6-5とリードしたジョコビッチは、続くフェデラーのサーブでは30-40とマッチポイントを握る。そこでネットを取ったフェデラーに対して、鮮やかなパッシング・ショットを決めてゲームセット。

ジョコビッチは雄叫びを上げながら全身で嬉しさを表すと、ファミリーボックスへと駆け寄りチームのメンバーと抱き合い喜びを分かち合った。

この試合、フェデラーは30本のウィナーを記録しつつも42本のイージーミスを犯していた。一方勝ったジョコビッチは19本のウィナーに対し、イージーミスは28本だった。

今大会直前に再び世界ランク1位へ返り咲いていたジョコビッチは、今季最後の大会で今季6度目の優勝を手にし、有終の美を飾って2012年のシーズンを終えた。

「本当に最高シーズンを送る事が出来た。それにはチームのメンバーのサポートがなければ達成出来なかった事。感謝の気持ちを言い表す事が出来ない。ロジャー(フェデラー)とはお互い最高のプレーを引き出すような試合が出来たし、そんな彼のプレーも称賛したい。」とジョコビッチは表彰式で感謝と喜びの気持ちを表すスピーチをしていた。

一方のフェデラーは「ノヴァーク(ジョコビッチ)は、素晴らしいシーズンを送っていたし、今日の決勝戦も最高のプレーだった。自分自身もとても良いシーズンを送れたし、今日の試合もベストを尽くす事が出来た。それには支えてくれたチームの皆に感謝したい。こんな最高の大会に出場出来た事も嬉しく思うし、また来年も帰って来たいと願っている。」とジョコビッチを褒め称えていた。

そしてフェデラーは加えて、この試合の主審を務めたラース・グラフ氏がこの試合を最後に審判を引退する事から、彼のこれまでの功績を称え、大会最多記録となる26万3229人の観客総動員数となった事に対しても、詰め掛けたファンへの感謝の気持ちも表し会場から大きな拍手を受けていた。

これで両者の対戦成績はフェデラーの16勝13敗だが、今シーズンに関しては、6度目の対戦でジョコビッチの4勝2敗でシーズンを終えた。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年11月13日11時14分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

7月27日

珍事 2選手が2週連続V (12時13分)

伊藤あおい 熱戦制し本戦入り (11時14分)

望月慎太郎が内山靖崇下し本戦入り (10時13分)

大坂なおみ 初戦は世界511位に決定 (9時02分)

二宮真琴組 ツアー2週連続V達成 (7時42分)

7月26日

3時間超死闘制し4強、深夜2時に決着 (16時16分)

絶好調 7連勝で7度目V王手 (14時48分)

好調の世界8位 ジャパンOP出場決定 (13時44分)

畠山成冴、佐脇京がSansanと契約 (13時04分)

炎天下の熱戦制し初4強「過酷」 (11時37分)

望月慎太郎と内山靖崇が初対戦 (10時29分)

錦織圭 練習再開もマスターズ欠場 (9時02分)

雷中断→逆転勝ち メド撃破で初4強 (8時25分)

7月25日

西岡良仁「少しずつ戦える様に」 (15時00分)

試合中断中にまさかの相手と食事 (14時45分)

二宮真琴ペア 6連勝で4強 (13時14分)

世界4位撃破し初の8強 (12時03分)

45歳ヴィーナス 2回戦で敗退 (10時19分)

伊藤あおい撃破の18歳が快進撃4強 (9時44分)

観客にボール直撃、審判の忠告直後 (8時33分)

人望厚い35歳が引退へ (7時12分)

大坂なおみは「本当に危険」 (5時57分)

大坂なおみ ストレート負けで8強逃す (3時30分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsラドゥカヌ (2時00分)

7月24日

西岡良仁 7年ぶり世界130位以下へ (16時17分)

45歳ヴィーナス 次戦も推薦で出場 (15時40分)

驚異の19歳 トップ10に今季4勝1敗 (15時11分)

錦織圭 復帰に向け練習公開 (14時08分)

テクニファイバー 数量限定モデル T-FIGHT I.D発売 (13時35分)

世界111位が第1シード撃破し8強 (11時50分)

チチパス わずか2ヵ月でコーチ解約 (11時00分)

西岡良仁 世界18位に屈し2回戦敗退 (9時46分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsコボッリ (9時00分)

メドベージェフ 逆転勝ちで初戦突破 (8時49分)

【動画】ブブリクとダルデリ 2週連続ツアー優勝達成の瞬間! (0時00分)

【動画】ダビドビッチ フォキナ 3時間超えの死闘制した瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!