男子テニスツアーのアリアンツ・スイス・オープン（スイス/アリアンツ、賞金総額４５万ユーロ、クレー）は大会３日目の２８日、シングルス１回戦残り９試合を行い、第１シードのＳ・ワウリンカ（スイス）が予選を勝ち上がったＦ・デル=ボニスを6-4, 7-5のストレートで退けるなど、シード選手が順当に初戦突破を果たした。
ワウリンカは７本ものダブルフォルトを犯すも、第１サーブでは６９％、第２サーブでも５０％と高い確率でポイントを獲得し、３度のブレークを許したが５度のブレークを奪い返し、デル=ボニスを１時間３５分で退け２回戦へ駒を進めた。
２回戦ではラッキールーザーのＭ・ラマーを6-7(5-7), 7-6(7-5), 6-4の接戦の末に下した予選勝者のＴ・ベルッチ（ブラジル）と対戦する。ラマーはＫ・フリーゲン（ベルギー）が左臀部の怪我による欠場を表明しての本戦入りだった。
第４シードのＶ・ハネスク（ルーマニア）もＩ・ミナール（チェコ共和国）を6-2, 6-2で、第５シードのＪ・シャーディ（フランス）も予選勝者のＴ・アシオンヌ（フランス）を6-3, 6-3で、第６シードのＮ・キーファー（ドイツ）もＪ・アカスーソ（アルゼンチン）を7-6 (7-5), 6-2のストレートで下して順当に２回戦進出を決めた。
ハネスクはＭ・バッサロ=アルグエッロ（アルゼンチン）を6-3, 6-2で下したＦ・セラ（フランス）と、シャーディはＭ・ヨージニ（ロシア）と、キーファーは予選勝者のＦ・ドゥツォフを7-6 (7-2), 4-6, 6-2で振り切ったⅠ・ナバロ（スペイン）と、それぞれ２回戦で対戦する。
この日唯一のシードダウンを演じたのはＭ・ダニエル（ブラジル）で、第８シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）を7-6 (7-3), 7-6 (8-6)の接戦で倒して初戦突破を決めた。２回戦では主催者推薦のＳ・ボーリ（スイス）を7-6 (7-4), 7-5で下したＪ・ベネトー（フランス）と顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は７万１７００ユーロ。
（2009年7月29日10時19分）
全日本選手権でテニス愛好家向け大会開催 
