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世界ランク2位でシーズンを終えたR・フェデラー(スイス)が、同1位復帰へ向けて2009年シーズンのスケジュールを公表し、苦手とされるクレー大会への出場試合を削減し、ハードと芝を中心にツアーを回る方針であることを明らかにした。
2008年8月に237週続いた世界ランク1位の座をR・ナダル(スペイン)に明け渡したフェデラーは、2003年から2007年まで5連覇していたウィンブルドンのタイトルを再び獲得することなど、メジャー大会を中心に活動することを決め、体力面を考慮しクレー大会への出場数を減らすことを決めた。
来シーズンのクレー大会への出場は、ローマとマドリッドのマスターズ1000大会(今季のマスターズ・シリーズ)の2大会と5月24日から始まる全仏オープンの3大会のみに絞る。昨年は全仏オープンを含め5大会に出場し、今季は4大会に出場していた。
13回のグランドスラム優勝を誇るフェデラーは、2009年1月5日から始まるカタール・オープンからレギュラー・シーズンをスタートさせ、加えて1月19日からの全豪オープンへのウォームアップとして2つのエキシビション大会に出場する。
芝のシーズンはこれまで通り、ドイツのハーレで行われるウィンブルドン前哨戦に出場する。同大会では過去6年間で5度の優勝を飾り、好調のままウィンブルドンへ臨んでおり、来季も同様のスケジュールとなる。
例年ウィンブルドン後は、約1ヶ月の休養とトレーニング期間を設けており、来シーズンもそのオフを採用する。夏のアメリカのハード・コート・シーズンは今季同様、8月10日からカナダはモントリオールと、翌週のシンシナティのマスターズ1000大会に出場し、現在5連覇中のUSオープンへと臨む。
その後はアジアへ渡り、東京のワールド・ツアー500大会(今季のジャパンオープン)と上海のマスターズ1000大会への出場を予定している。シーズン終盤は地元スイスのバーゼルでのワールド・ツアー500大会で大会2連覇を目指し、パリのマスターズ1000大会で締めくくる。
それまでの成績により、その後に行われるシーズン最終戦へ出場するかが決まるが、2002年から7年連続出場を果たしているフェデラーは、2009年の出場も濃厚との見方が強い。
グランドスラムでのシングルス優勝回数で1位であるP・サンプラス(アメリカ)の14回にあと1つに迫っているフェデラーは、その記録に並び、更にその記録を塗り替えることも視野に入れている。世界ランク1位へは、その目標達成することにより、自然と着いてくることだと考えており、メジャー大会での好成績を主に念頭に入れて、2009年のシーズンを迎える。
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