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楽しむテニスで、完全復活を目指すドキッチ |
画像提供:Getty/AFLO |
J・ドキッチ(セルビア)が復活をかけて「母国」オーストラリアに戻ってきた。元世界ランキング4位のドキッチは、ここ数年オーストラリアの大会には一切出場してこなかったが、キャンベラの大会でワイルドカードをもらい再出発の第一歩を踏み出す。2002年4月には最高4位まで上げていたランキングも、現在は349位と低迷しており、どこまで巻き返せるかに注目が集まる。
5年ぶりにオーストラリアの地に戻ってきたドキッチは、M・ピアース(フランス)の復活に深い感銘を受けており、自身も同様に復活できると信じているようだ。「ピアースと私がおかれていた状況というのはすごく似ているの。だからこそ彼女の復活は私にとってものすごくパワーをくれたわ。これまで私は良いプレーをして結果も出してきた。これからはエンジョイしてプレーすることだけを考えるとするわ。今は来月の全豪オープンでプレーできることを心待ちにしているってところね。もう一度一からテニス選手としてのキャリアを重ねて行くつもりよ。」
全豪オープンのディレクターを務めるP・マクナミー(オーストラリア)氏はによると、ドキッチはここ数年で最もやる気に満ち溢れてるという。 全豪オープンでは、ヒンギスもカンバックしてくるだけに、例年にない盛り上がりが予想される。
(2005年12月13日)