中国史上2人目の快挙で初の8強

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ジェン
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、女子シングルス4回戦が行われ、第8シードのジェン・チンウェン(中国)が第19シードのL・サムソノヴァを7-6 (7-5), 1-6, 6-3の激闘の末にフルセットで下し、初のベスト8進出を果たした。これはオープン化以降、中国勢では2011年に優勝を飾ったリー・ナ(中国)以来、史上2人目の快挙となった。

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22歳で世界ランク7位のジェンが同大会に出場するのは4年連続4度目で、最高成績は初出場となった2022年のベスト16となっていた。

そのジェンは今大会、1回戦で世界ランク50位のA・パブリュチェンコワ、2回戦で同85位のE・アランゴ(コロンビア)、3回戦で同120位のV・エムボコ(カナダ)を下して3年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。

一方、26歳で世界ランク18位のサムソノヴァは同大会4年連続6度目の出場。昨年の3回戦進出が最高成績となっていた。今大会は3回戦で同48位のD・ヤストレムスカ(ウクライナ)を下しての勝ち上がり。

4回戦の第1セット、ジェンは5本のダブルフォルトを犯し2度のブレークを許すなどサービスゲームに苦戦するも、自身も2度のブレークに成功しタイブレークに突入。これを制したジェンが先行する。

しかし、第2セットでジャンは第1ゲームで5度のブレークポイントを握るも活かすことができず。その後2度のブレークを許してこのセットを取り返される。

迎えたファイナルセット、ジェンは1度ブレークを許すもリターンゲームでは2度のブレークを奪い、2時間47分の激闘を制して初のベスト8進出を果たした。

この勝利によりジェンはオープン化以降、中国勢では2011年に優勝を飾ったリー以来、同大会でベスト8進出を果たした史上2人目の選手となった。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはジェンのコメントが掲載されている。

「本当にすごく嬉しい。毎年挑戦してきて、やっと初めてローラン・ギャロスの準々決勝に進むことができた。言葉では表現しきれない感情だわ」

勝利したジェンは準々決勝で第1シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは4回戦で第16シードのA・アニシモワ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。

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(2025年6月2日18時55分)
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