テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は４日、男子シングルス２回戦が行われ、第２シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）がワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク２７７位のＪ・ファーンリーを6-3, 6-4, 5-7, 7-5で破り、４年連続１８度目の３回戦進出を果たした。

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両者は初の顔合わせ。

３７歳のジョコビッチは先月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）で右ひざを負傷し準々決勝を前に棄権すると、その後手術を敢行。ウィンブルドン出場は危ぶまれていたが参戦を決め、２日に行われた１回戦では世界ランク１２３位のＶ・コプリバ（チェコ）を6-1, 6-2, 6-2の完勝で破り、初戦突破を果たした。

一方、ワイルドカードとして四大大会のシングルス初出場を飾った２２歳のファーンリーは１回戦で予選勝者で同１８８位のＡ・モロ カナス（スペイン）を7-5, 6-4, 7-6 (14-12)のストレートで下し、初白星をあげた。

ウィンブルドン通算７度の優勝を誇るジョコビッチとウィンブルドンシングルス初出場で勝利をあげたファーンリーの一戦がセンターコートの第１試合で行われる。

この試合の勝者は３回戦で第３０シードのＴ・Ｍ・エチェベリー（アルゼンチン）と世界ランク４７位のＡ・ポピリン（オーストラリア）のどちらかと対戦する。

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