テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は５日、男子ダブルス１回戦が行われ、Ｄ・ブラウン（ジャマイカ）/ Ｓ・バエス（アルゼンチン）組が第１３シードのＨ・ニス（モナコ）/ Ｊ・ジエリンスキ（ポーランド）組を3-6, 6-3, 7-6 (10-5)の逆転で破り初戦突破を果たした。
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ブラウンはドレッドヘアがトレードマークの３９歳。シングルスでは２０１６年に世界ランク６４位、ダブルスでは２０１２年に世界ランク４３位を記録している。
しかし近年は腰痛に苦しめられ、シングルスは２０２１年を最後に公式戦に出場できておらず、ダブルスのみ出場を続けていた。
ブラウンはすでに近く引退することを示唆しており、身体の状態次第では今大会が最後の大会になる可能性があるとしている。ただし、来年の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）を最後に引退することが最善のシナリオだという。
ウィンブルドンでは２０１５年のシングルス２回戦でＲ・ナダル（スペイン）を破る番狂わせを起こしているブラウン。今大会にはバエスとのペアで出場し、この日の１回戦で第１３シードのニス/ ジエリンスキ組を相手にフルセットで勝利を収めた。
勝利したブラウン/ バエス組は２回戦でＳ・オフナー（オーストリア）/ Ｓ・バイスボーン（オーストリア）組と対戦する。
男子プロテニス協会のATP公式サイトで「僕が出場する最後のトーナメントで目標にしていることの１つは、楽しむこと」と語っているブラウンは自慢のドレッドヘアをなびかせ、バエスとともに２回戦に臨む。
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