全米女王対決制し初戦突破

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初戦突破を果たしたアンドレースク
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は22日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク31位のB・アンドレースク(カナダ)が同72位のE・ラドゥカヌ(イギリス)を6-3, 3-6, 6-2のフルセットで破り、初戦突破を果たした。

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2度目の顔合わせとなった両者はアンドレースクの1勝0敗で、唯一の対戦は昨年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)1回戦。しかし、このときはラドゥカヌが第2セット途中で棄権している。

また、アンドレースクとラドゥカヌはともに全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の女王であり、アンドレースクは2019年、ラドゥカヌは2021年にそれぞれ制覇した。

この試合、第1セットでアンドレースクは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。ラドゥカヌに1度もブレークチャンスを与えることなく先行する。

しかし第2セットではストロークのミスを重ねピンチを招くと、計8度のブレークチャンスを握られるなど苦戦。最終的には1度のブレークに抑えたが、自身は1度も反撃の機会を得ることができずにセットカウント1-1に追いつかれる。

ファイナルセット、ストロークではラドゥカヌに対し苦しんだアンドレースクだったが、4度招いたピンチではサービスを中心に守り切りブレークを許さず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、2時間33分の熱戦をものにした。

アンドレースクは2回戦で第7シードのM・サッカリ(ギリシャ)と対戦する。今大会シード勢は1回戦免除のため、サッカリは2回戦からの登場となる。

同日には元世界ランク4位のS・ケニン(アメリカ)らが初戦突破を決めた。

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(2023年3月23日6時07分)
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