ワウリンカ敗退「がっかり」

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スタン・ワウリンカ
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テニスのウィンブルドンは27日、男子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク267位のS・ワウリンカ(スイス)は、第10シードのJ・シナー(イタリア)に5-7,6-4,3-6,2-6で敗れ、初戦敗退となった。

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2019年以来3年ぶり16度目の出場となったワウリンカ。この日はシナーに先行されるも、第2セットで巻き返し1セットオールとする。しかし、第3セット以降は徐々に疲れを見せ、2時間41分で力尽きている。

元世界ランク3位のワウリンカは試合後の記者会見で、シナーとの一戦を次のように振り返った。

「ポジティブなこともあるが今は起こったことに満足というより、がっかりしている。もっともっとやれたと思う。本当に悔しい思いをした」

「継続して鍛え続ける必要があると思う。少し考えすぎている。自信を持ちたいので、そのためには勝利が必要だ。ポジティブでいなければならない」

「悔しさがあるのは、今の自分がどのレベルいるか分かっているからで、今日は試合中に自分が期待していたようなものがまったく出せなかった。だから自分自身に対してすごくフラストレーションがある。もう一度練習に戻り、自分を信頼し続ける以外に選択肢はない」

「自分がやろうとしていることを続け、練習で改善し続け、今はいくつかの勝利を手に入れる必要があると思う」

一方、世界ランク13位のシナーはこの勝利が大会初白星となった。

同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードのC・アルカラス(スペイン)、第9シードのC・ノリー(イギリス)らが初戦を突破。しかし、昨年4強入りした第7シードのH・フルカチュ(ポーランド)は1回戦で敗れ姿を消した。

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(2022年6月28日18時17分)
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