19歳ラドゥカヌ 2年連続初戦突破

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初戦突破を果たしたラドゥカヌ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドンは27日、女子シングルス1回戦が行われ、第10シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)が世界ランク46位のA・ヴァン=ウィットバンク(ベルギー)を6-4,6-4のストレートで破り、2年連続2度目の初戦突破を果たした。

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昨年の同大会では初出場ながらベスト16に進出した19歳のラドゥカヌ。2021年はその後の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制するなど飛躍のシーズンとなった。

今年の1回戦ではアンフォースドエラーを18本犯したものの、ヴァン ウィットバンクのミスにも助けられリターンゲームで4度のブレークに成功。自身のサービスゲームでは2度のブレークに抑え、苦しみながらも地元イギリスで初戦突破を決めた。

試合後の会見ではセンターコートに組まれた一戦を終えたラドゥカヌの気持ちが語られた。

「コートに入る門をくぐった瞬間からエネルギーとサポートを感じることができたし、みんなが最初から私を応援してくれていた。私は、すべてのポイントで『このコートでの最後のポイントになるかもしれない』と思って1ポイント1ポイントを大切にしようと思っていたの」

「2週間テニスをしなかったけど、今週は1日1時間くらいは打った。私の準備としては、必ずしも最高ではなかった。でも、試合になると特にスイッチが入るのがわかるの。大量の準備が必要だとは感じていない。もちろん、体力づくりは必要だけどね。でも、その多くは精神的なものだと思うし、今日は間違いなく信念を持って臨むことができた。気持ちよくプレーできた。第2セットでは体力的に厳しい場面もあったけど、自分の気持ちを強く持つよう言い聞かせた」

2回戦では世界ランク55位のC・ガルシア(フランス)と対戦する。

同日には第2シードのA・コンタベイト(エストニア)、第3シードのO・ジャバー(チュニジア)、第15シードのA・ケルバー(ドイツ)らが初戦突破を決めたものの、第7シードのD・コリンズ(アメリカ)は敗れて1回戦で姿を消した。

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(2022年6月28日10時46分)
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