ナダル 初Vの死闘振り返る

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2009年ウィンブルドン決勝のナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATPは12日に公式サイトで、世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)とコーチのフランシス・ロイグ氏が2008年ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝について語ったコメントを掲載した。

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同試合は大会6連覇を狙う当時世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)と初優勝をかけたナダルが激突。両者はウィンブルドン決勝で3年連続で顔を合わせていた。

ロイグ氏は「他の世代と比べるのは難しいけれど、あの試合はとてつもなくレベルが高かった。とても興奮する素晴らしい試合だった」と語った。

「あの試合は全てにおいて歴史に残るものだった。試合が終わった時間、カメラのフラッシュ、中断、マッチポイント全てだ」

決勝で2年連続フェデラーに苦杯を喫したナダルは、同試合を2度の中断を挟むも6-4, 6-4, 6-7 (5-7), 6-7 (8-10), 9-7のフルセットで勝利。4時間48分の死闘を制し、初の世界ランク1位に輝いた。

「あれはナダルのターニングポイントとなった。あれまでに2度決勝へ行ったが、1度目はチャンスがほとんどなかった。2度目は惜しかった。そして3度目は勝利した。フェデラーをウィンブルドン決勝で破ったことが全てを物語っている」

またナダルは同試合について「間違いなくあの試合は僕のキャリアの中でベストな試合の1つだ。ウィンブルドンで優勝することは僕の大きな目標であり夢だった」と明かした。

「先にマッチポイントが2つあって、その内の1つは僕がサービスだった。コートの真ん中にフォアハンドを打って、リスクを犯さず最小限のプレーになってしまった。返球するだけではフェデラーには通用しない。素晴らしいパッシングショットを決められてファイナルセットまでもつれこんでしまったんだ」

2009年の同大会を欠場したナダルは、その後2010年にも優勝を飾り2度目のタイトルを獲得した。

ナダルとフェデラーはキャリアで40度対戦しており、ナダルの24勝16敗。直近では、昨年ウィンブルドンの準決勝でフェデラーが勝利した。

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(2020年7月13日17時36分)
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