テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会2日目の15日、女子シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)が第12シードのN・ペトロワ(ロシア)に6-2, 6-0のストレートで勝利、初戦突破を果たした。
第1セット、クルム伊達はペトロワの強烈なサービスをしっかりリターンするなどで第1ゲームをブレークする。そして、第3ゲームもブレークし、クルム伊達はゲームカウント4-0とリードする。
その後、第6ゲームでクルム伊達はペトロワにブレークを許し、ゲームカウント4-2とするも、第7ゲームで目の覚めるようなフォアハンドのランニングショットなどを決めて、このゲームもブレークし、第1セットを先取する。
第2セットに入ってもクルム伊達の勢いは衰えず、世界ランク12位のペトロワから3度のブレークを奪い6ゲーム連取に成功、最後はペトロワのフォアハンドがアウトし、2回戦進出を決めた。
昨年ペトロワは、日本で行われた東レPPOで優勝を果たしていた。
勝利したクルム伊達は2回戦で、S・ペア(イスラエル)とA・パノワ(ロシア)の勝者と対戦する。
女子日本勢では、土居美咲(日本)が初戦を突破し、2回戦でM・シャラポワ(ロシア)との対戦を決めている。
【全豪オープン女子 スコア速報】
■関連記事■
《錦織、初戦は1セット奪われる苦戦◇全豪オープン 過去記事はこちら》
《錦織、2回戦「早いペースで展開していけば」◇全豪オープン男子デイセッション総括 過去記事はこちら》
《シャラポワ、土居美咲などが1回戦振り返る◇全豪オープン女子デイセッション総括 過去記事はこちら》