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2007年見所
2003-04年に1度連覇を達成しているフェデラーは、2005年はダビッド・ナルバンディアンに決勝で敗れて準優勝に甘んじものの、昨年はジェームズ・ブレークを下して再びチャンピオンの座に返り咲いた。 26歳のフェデラーは今季のシングルス成績が64勝8敗で、全豪オープン、ウィンブルドン、USオープンを含む7大会で優勝を果たした。そして、先月地元スイスで今季ATP最多の7タイトル目を獲得し、この自身52回目のツアー優勝で4年連続の年間ランキング1位の座を確定させている。 フェデラーと同じレッドグループには、ニコライ・ダビデンコ、アンディ・ロディック、フェルナンド・ゴンサレスらが名を連ねる。フェデラーと同組の他の3選手との対戦成績は、フェデラーの34勝1敗で、ダビデンコとゴンサレスには無敗の10連勝。ロディックとは計15回対戦し、2003年のモントリオールで唯一負けただけなっている。 もう一方のゴールドグループでは、世界ランク2位のラファエル・ナダルと、今回が初出場の3選手、ノヴァーク・ジョコビッチ、ダビッド・フェレール、リシャール・ガスケが準決勝進出をかけて争う。今季ツアー6勝を飾っているナダルは、同組の3選手との対戦成績を10勝4敗としており、ツアー最多のシングルス68勝(13敗)をジョコビッチ(16敗)と並んで記録している。 20歳のナダルは、対フェデラー戦8勝5敗と数少ない勝ち越しを記録している選手で、フェデラーが唯一優勝出来ていない四大大会である全仏オープンでは、2年連続で決勝で勝利している。しかし、昨年は準決勝でフェデラーに屈し、決勝進出を逃した。 今大会は、チャンピオンには優勝賞金70万ドルが贈られるのに加えて、各試合に賞金が与えられ、昨年のフェデラーのように全勝で優勝した場合、合計で152万ドルを手にすることになる。 |
大会初日見所
第2シードのラファエル・ナダルが、初出場で第8シードのリシャール・ガスケと対戦する。ナダルは初出場だった昨年は準決勝でロジャー・フェデラーに敗れた。 両者の過去の対戦成績は、全てクレーコートでの対戦で、3勝0敗でナダルがリードしている。ガスケはナダルに対して、3試合で2セットを奪ったのみ。
両者の過去の対戦成績は、2勝2敗のイーブン(ジョコビッチがハードコートで2勝、フェレールがクレーコートで2勝)。2007年は、ジョコビッチがUSオープン準決勝を含め、2勝1敗と勝ち越している。 |
大会初日結果~大会2日目見所
大会初日は予選ラウンドロビン・ゴールドグループの試合が行われ、開幕戦では第2シードのラファエル・ナダルが、初出場の第8シード、リシャール・ガスケに逆転勝ちした。 「今日は序盤では自分にわずかに疑念を抱きながらのプレーしていた。」と試合後に語ったナダルだが、最後まで粘るガスケを持ち前のガッツ溢れるプレーで撃破した。 第2試合では、初出場同士の対戦が行われ、第6シードのダビッド・フェレールが第3シードのノヴァーク・ジョコビッチを下す波乱を起こした。 今季USオープン準決勝と同じ顔合わせだったこの試合は、今年1勝2敗と負け越していたフェレールが、「僕は試合を通じて自信を持って本当にいいプレーできた。」と語るように、精神面で圧倒した。
第4シードのニコライ・ダビデンコが、第5シードのアンディ・ロディックと対戦する。同大会ではともに準決勝進出が最高成績となっている。 両者の過去の対戦成績は、4勝0敗でロディックがリードしているが、一番最近の対戦は2年前の全豪オープンで、あまり参考にはならないかもしれない。
ジュニア時代からの同世代のライバル関係にある両者の過去の対戦成績は、10勝0敗でフェデラーが全勝している。今年の全豪オープン決勝でもストレートでゴンサレスを下した。 |
大会2日目結果~大会3日目見所
大会2日目は予選ラウンドロビン・レッドグループの試合が行われた。 第1試合では、第5シードのアンディ・ロディックが第4シードのニコライ・ダビデンコをフルセットで下し、通算対戦成績を5勝0敗とした。 両者はともに、今大会ではベスト4が最高成績となっており、決勝進出を目指すためにも1位の座を獲得したいところ。 第2試合では、2年連続4度目の優勝を目指す第1シードのロジャー・フェデラーが、過去10戦全勝と相性の良い第7シードのフェルナンド・ゴンサレスと対戦。 しかし、まさかの逆転負けを喫し、最終戦ラウンドロビンでの初黒星を喫した。 フェデラーに11度目の正直で勝利したゴンサレスは、第2セット終盤で劣勢を何度も立て直し、タイブレークを制して波に乗った。
ともに初出場の第3シードのノヴァーク・ジョコビッチが第8シードのリシャール・ガスケと、今大会初勝利をかけて対戦する。 両者の過去の対戦成績は、2勝0敗でジョコビッチがリードしているが、いずれもフルセットに及ぶ接戦となっており、ガスケにも十分チャンスはあるといえる。
通算対戦成績では、ナダルが4勝2敗と勝ち越しているが、一番最後に対戦したUSオープン準々決勝では、速いサーフェスも得意としている好リターナーのフェレールが逆転勝ちしている。 |
大会3日目結果~大会4日目見所
大会3日目は予選ラウンドロビン・ゴールドグループの試合が行われ、第2シードのラファエル・ナダルが、同胞の第6シード、ダビッド・フェレールに敗れる波乱があった。 フェレールはUSオープン4回戦に続き、ナダル戦に2連勝。しかし、「パーフェクトなプレーをしないとナダルに勝つことはできない。今日は単なる1試合に過ぎないよ。」と気を緩めることは無かった。 もう1試合では、最後に今大会の出場権を手にした第8シードのリシャール・ガスケが第3シードのノヴァーク・ジョコビッチを倒し、今大会初勝利をあげた。 この結果、ゴールドグループはフェレールが2勝、ナダルとガスケが1勝1敗、ジョコビッチが2敗となった。 次の試合で、フェレールがガスケに勝った場合、フェレールが3勝で1位通過を決める。しかし、フェレールが敗れ、ジョコビッチがナダルに勝った場合、2勝1敗で3人が並ぶことになる。
2年連続4度目の優勝を狙う第1シードのロジャー・フェデラーが、第4シードのニコライ・ダビデンコと対戦する。過去の対戦成績はフェデラーの10勝0敗で、今年も全仏・USオープン準決勝でフェデラーが勝っている。 両者はともに初戦でまさかの黒星を喫しており、準決勝進出に向けてもう1敗も許されない状況となっている。
過去の対戦成績はロディックの6勝3敗だが、ハードコートでの対戦は3勝3敗のタイとなっている。初戦でフェデラーから金星を奪って、勢いに乗るゴンサレスが優位か? |
大会4日目結果~大会5日目見所
大会4日目は予選ラウンドロビン・レッドグループの試合が行われた。 シングルス第1試合では、まさかの初戦敗北を喫していた第1シードのロジャー・フェデラーが第4シードのニコライ・ダビデンコを下し、6年連続準決勝進出に望みをつないだ。 ダビデンコは2連敗となり、予選敗退が決定した。 第2試合では、第5シードのアンディ・ロディックが第7シードのフェルナンド・ゴンサレスにストレート勝ちし、2連勝で準決勝進出一番乗りを決めた。 ゴンサレスは初戦で王者フェデラーを破る番狂わせを演じていたが、この日はロディックのビッグサーブとストロークに苦しみ、勢いを持続することは出来なかった。
第2シードのラファエル・ナダルが第3シードのノヴァーク・ジョコビッチと今年7度目の顔合わせ。現在ナダルは1勝1敗、ジョコビッチは0勝2敗となっている。 両者の過去の対戦成績は、5勝2敗でナダルが勝ち越しているが、ハードコートではジョコビッチが2勝1敗とリードしている。
2連勝のフェレールに対して、ガスケは1勝1敗。フェレールはこの試合に勝てば初の準決勝進出が決定する。ガスケが勝てばまだ準決勝進出の可能性が残されている。 |
大会5日目結果~大会6日目見所
大会5日目は予選ラウンドロビン・ゴールドグループの試合が行われ、第2シードのラファエル・ナダルが、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチにストレート勝ちし、予選2勝1敗で準決勝への切符を手にした。 ナダルの同胞である第6シードのダビッド・フェレールは、第8シードのリシャール・ガスケに完勝し、3戦全勝でゴールドグループ1位通過を決めた。 「僕は優勝候補なんかじゃないよ。」と謙遜するフェレールは、準決勝でレッドグループの2位と対戦する。2年連続で予選2位として準決勝に進んだナダルは、レッドグループの1位と対戦する。昨年はそこでフェデラーに敗れている。
既に2敗を喫し、準決勝進出が無くなった第4シードのニコライ・ダビデンコが、初戦でフェデラーを破ったフェルナンド・ゴンサレスと対戦する。 両者の過去の対戦成績は、ダビデンコの3勝0敗だが、今回は2年以上ぶりの対戦となっており、ゴンサレスが初勝利を目指す。
両者は昨年もラウンドロビンで顔を合わせており、その時はロディックが第1セットを奪って、第2セットもタイブレークまで持ち込んだが、逆転負けを喫している。 |
大会6日目結果~大会7日目見所
大会6日目は予選ラウンドロビン・レッドグループの試合が行われ、2年連続4度目の優勝を狙う王者ロジャー・フェデラーが、ここまで10連勝中だったアンディ・ロディックをまたも退け、6年連続の最終戦準決勝進出を決めた。 1勝1敗でこの試合に臨んだフェデラーだったが、これに先駆けて行われた試合でフェルナンド・ゴンサレスがニコライ・ダビデンコに敗れ予選2敗目を喫していたため、既に準決勝進出を決めていた。 この結果、準決勝ではフェデラーはレッドグループ1位としてゴールドグループ2位のナダルと2年連続の準決勝対決になった。もう一方では、好調ダビッド・フェレールがロディックと対戦する。
ラウンドロビン・ゴールドグループを3勝0敗で勝ち上がってきた第6シードのダビッド・フェレールが、第5シードのアンディ・ロディックと対戦。両者の過去の対戦成績は、2勝2敗のイーブン。今季もマスターズ・シリーズで2度対戦し、1勝1敗となっている。 攻撃的なリターンが特徴のフェレールと、ビッグサーブが武器のロディック。ともに球足の速いコートを得意としており、速い展開の試合が予想される。
過去の対戦成績は8勝5敗でナダルがリードしており、フェデラーにとっては珍しく負け越している苦手の相手と言える。今年は2勝2敗だが、ハードコートの対戦は初めてとなっている。 |
大会7日目結果~大会最終日見所
大会7日目は準決勝が行われ、王者ロジャー・フェデラーと好調ダビッド・フェレールが決勝進出を決めた。 レッドグループ1位のフェデラーは、ゴールドグループ2位のラファエル・ナダルと対戦。2年連続の準決勝での顔合わせとなったが、フェデラーが苦手のナダルを一方的な内容で下した。 ゴールドグループを3戦全勝の1位で通過したフェレールは、その勢いを維持し、初の決勝進出を狙っていたアンディ・ロディックにストレート勝ちした。
2年連続優勝を狙う第1シードのロジャー・フェデラーが、ここまで4勝0敗で勝ち上がってきた第6シードのダビッド・フェレールと対戦する。両者の過去の対戦成績は、7勝0敗でフェデラーが大きく勝ち越しており、今季もマスターズ・シリーズで2度対戦し、2連勝している。 最終戦の戦い方を熟知しているフェデラーが4度目の最終戦制覇を達成するのか、フェレールがアレックス・コレッジャ以来となるスペイン勢の最終戦優勝を成し遂げるのか。今年の男子ツアーを盛り上げた2人が決勝で激突する。 |
大会最終日結果
大会最終日の18日、シングルス決勝が行われ、第1シードのロジャー・フェデラーが第6シードのダビッド・フェレールを6-2, 6-3, 6-2で下し、2年連続4度目の最終戦優勝を飾った。 「今季は素晴らしいシーズンだった。最終戦で世界のベストプレーヤーたちを倒して優勝することは、いつも良い経験だ。」と語ったフェデラーは、ピート・サンプラスとイバン・レンドルの5勝という最多最終戦記録にあと1勝と迫った。 一方のフェレールは、予選から準決勝まで4戦全勝で勝ち上がり、1998年にA・コレッジャ以来となるスペイン勢の初出場初優勝を目指したが、惜しくも準優勝に終わった。「今日は僕が少し緊張していたんだけど、それでも彼のプレーは素晴らしかった。サーブ、ボレー、スライス。どれも厳しかった。それでも、今週は凄く良いレベルでプレーできて、初めてのマスターズ・カップで決勝に進めたから、うれしく思っている。」とコメントした。
ネスターは「いいプレーができた。サーブもリターンも、すべて完璧だった。最高の形でシーズンを締めくくれたね。何と言ったらいいか分からない。信じられないほどいいプレーだったよ。この優勝は大きな勝利。これまで優勝できていなかったからね。今年はいいシーズンだった。」と語った。 ノウルズは、「僕らは凄いチーム。決勝では特にそうだったと思う。今日は今週一番の試合が出来たと思う」とコメントした。 ノウルズ/ネスター組は今季の全仏オープンを制しており、2002年と2004年にダブルスチームとして世界トップの栄冠に輝いている。 |
- 2007年見所
- 初日見所
- 初日結果~
2日目見所 - 2日目結果~
3日目見所 - 3日目結果~
4日目見所 - 4日目結果~
5日目見所 - 5日目結果~
最終日見所 - 最終日結果
女子ツアー最終戦ソニー・エリクソン・チャンピオンシップスの見所
優勝候補の筆頭は昨年チャンピオンのジュスティーヌ・エナン。2年連続2度目の優勝を狙うエナンは今年、年初に離婚という人生の転機を迎えたがそれを克服し、全仏オープン3連覇、USオープン2度目の優勝を達成。自己最高の年間9タイトルを獲得するなど、キャリア最高ともいえる1年を送ってきた。有終の美を飾るためにも、今大会の優勝を絶対に狙ってくるはずだ。 エナンと同じく、2度目の制覇を目指してくるのは、今年衝撃の復活を果たしたセリーナ・ウィリアムズ。今季は状態が不安視されていた全豪オープンで予想外の優勝を果たし、ティア1大会でも女王エナンを退け優勝。その後はグランドスラム大会で上位進出するもエナンに阻まれ続け、トップ返り咲きこそ出来ていないが、元女王の力を取り戻しつつある要注意選手となっており、今年は6年ぶりの優勝を狙う。 そして、もう1人の元チャンピオンは、滑り込みで出場を決めたマリア・シャラポワで、2年ぶりの優勝を狙う。今季は全豪オープンで準優勝を飾ったが、その後は肩の怪我に悩まされ続け、ツアー優勝はわずか1回。しかし、出場した大会では殆ど上位に食い込む底力を見せている。どこまで怪我が回復しているかが鍵となるだろう。 シャラポワと同じくロシア勢では、3年連続出場のスヴェトラナ・クズネツォワと初出場のアナ・チャクエタゼが名を連ねた。クズネツォワはUSオープン優勝で自己最高のランク2位となり、チャクエタゼも夏の好調と、堅実な勝ち星の積み重ねで一時は5位まで上昇した。 2007年のキーワードともいえる「セルビア勢」の中心選手、イェレナ・ヤンコビッチ、アナ・イバノビッチの2選手も初出場を決めてきた。ヤンコビッチはキャリア最高のツアー4勝を勝ち取り、ランキングも3位に急上昇。一方のイバノビッチもツアー3勝、そして全仏オープン準優勝など、その潜在能力を開花させて4位に上昇してきた。この2人が年末まで台風の目になることは間違いないだろう。 そして、後半戦の猛チャージで出場枠を獲得したのが、ダニエラ・ハンチュコバ。今年は3月に5年ぶりのツアー優勝を遂げ、そして10月には初めての年間2勝目をあげ、5年ぶりの最終戦出場を決めた。前回出場した際には、トーナメントの初戦で姿を消したため、今年は初勝利を飾りたいところ。 また、今年注目したいのはダブルスで、杉山愛がK・シュレボトニックとのペアで4年ぶり6度目の出場を決めた。杉山は、春先から組み始めたシュレボトニックとの相性が抜群で、全仏オープン、ウィンブルドンで準優勝をおさめ、夏には待望の初優勝を飾った。杉山は2003年にはK・クレイステルスとのペアで決勝に進出しており、その経験を活かして優勝を狙いに行く。 その他の出場ペアは、全豪オープン・ウィンブルドン優勝のカーラ・ブラック/リーゼル・フーバー組、全豪オープン・USオープン準優勝のチャン・ユンジャン/チュアン・チューヤン組、クベタ・ペシュキ/ルネー・スタブズ組となっている。 シングルス上位8名、ダブルス上位4組によって行われるこの大会は毎年、その年の締めくくりに相応しい激闘が繰り広げられており、今年も熱戦が期待される。 |
大会初日の見所
大会初日の見所
2連覇を狙う女王ジュスティーヌ・エナンに、初出場のアナ・チャクエタゼが挑戦する。両者の対戦成績は2勝0敗でエナンがリード、ともにエナンのストレート勝ちとなっている。エナンは今季全仏オープン3連覇と、2度目のUSオープン優勝を含むツアー9勝を果たしたが、チャクエタゼもキャリア最高のツアー4勝をおさめており、激戦が予想される。
シャラポワは肩の怪我に苦しみつつも、全豪準優勝、ツアー1勝をあげ4年連続の出場を決めた。ハンチュコバは1年を通して上位進出を続け、自身最多の年間2勝をおさめている。
クズネツォワはツアー優勝こそ1回だが、USオープンを含む5大会で準優勝し、上位進出の常連として自己最高のランク2位に上昇した。イバノビッチも全仏オープンで決勝に進出するなど、その才能を開花させ、トップ選手の仲間入りを果たした。 |
大会初日の結果~大会2日目の見所
大会初日の結果
大会初日は、イエローグループ1試合、レッドグループ2試合が行われた。今大会の開幕戦となった第1試合では、昨年覇者の第1シード、ジュスティーヌ・エナンが初出場の第7シードのアナ・チャクエタゼを6-1, 7-6(7-4)で退けた。 第1セットはエナンが鋭いファーストサーブを中心に主導権を握り、第2セットではチャクエタゼが雰囲気に慣れだしたが、時既に遅し。エナンがストレートで連覇につながる大事な緒戦を制した。 第2試合では、2004年に初出場・初優勝を飾った第6シードのマリア・シャラポワが、5年ぶり出場の第8シード、ダニエラ・ハンチュコバを6-4, 7-5で下した。 今季は肩の故障に苦しんでいるシャラポワだが、この日は6本のサービスエースを決めて、好調のハンチュコバに競り勝った。 第3試合では、第2シードのスヴェトラナ・クズネツォワが登場し、第4シードのアナ・イバノビッチと対戦。この試合は2時間を越える熱戦となり、初出場のイバノビッチが6-1, 4-6, 7-5で勝ち取った。
大会2日目の見所
2連覇を狙うエナン・アルデンヌが初出場のヤンコビッチを迎え撃つ。両者はこれが9回目の対戦だが、過去8戦はエナンが全勝しており、今年は6連勝と相性が良い。エナンは初戦でアナ・チャクエタゼを下し、すでに本番の雰囲気を味わっているが、ヤンコビッチは初めての舞台にどこまで馴染めるかが勝負の行方を左右するだろう。
今回が初顔合わせになる両者だが、実績・経験ではセリーナが圧倒的有利。チャクエタゼがどこまでセリーナを振り回せるかが勝負の鍵。
両者の対戦成績は1勝1敗で、今年の芝大会でハンチュコバが、ハードコート大会ではイバノビッチがフルセットで勝利している。 |
大会2日目の結果~大会3日目の見所
大会2日目の結果
大会2日目はイエローグループ2試合、レッドグループ1試合が行われた。第1試合では、第1シードのジュスティーヌ・エナンが第3シードのイェレナ・ヤンコビッチを6-2, 6-2で粉砕。キム・クレイステルスが2002-03シーズンに達成した以来となる連覇に向けて、順当にイエローグループからの準決勝進出を決めた。 続く第2試合では、2001年覇者で第5シードのセリーナ・ウィリアムズが登場、第7シードのアナ・チャクエタゼと対戦したが、第1セットを4-6で落とした時点で膝の負傷により途中棄権した。このセリーナの棄権により、マリオン・バルトリが代替選手としてイエローグループに招集されることとなった。 第3試合では、レッドグループの第4シード、アナ・イバノビッチが第8シードのダニエラ・ハンチュコバを6-2, 7-6(11-9)で下し、無傷の2連勝を飾っている。
大会3日目の見所
第2シードのスヴェトラナ・クズネツォワが同胞で第6シードのマリア・シャラポワと激突する。過去の対戦成績は3勝3敗だが、最終戦ではシャラポワの2戦2勝となっている。初戦を落としたクズネツォワは準決勝進出に向け、なんとしても勝ちたいところ。対するシャラポワは1勝をおさめ、長引く肩の故障の不安を払拭している。
これまでの対戦成績はエナンの2勝1敗だが、今年のウィンブルドン準決勝ではバルトリが周囲の予想を覆す逆転勝利を収めている。バルトリはこのチャンスを活かしたいところ。
エナン戦を落としたヤンコビッチだが、苦手のチャクエタゼを攻略し、準決勝進出に望みをつなぎたい。 |
大会3日目の結果~大会4日目の見所
大会3日目の結果
大会3日目はレッドグループ1試合、イエローグループ2試合が行われ、第1シードのジュスティーヌ・エナン、第4シードのアナ・イバノビッチ、第6シードのマリア・シャラポワ、第7シードのアナ・チャクエタゼの準決勝進出の4名が決定した。
第1試合では、シャラポワが同胞で第2シードのスヴェトラナ・クズネツォワを5-7, 6-2, 6-2の逆転で下し、4年連続のベスト4進出を決めた。この結果、レッドグループからはシャラポワとイバノビッチが準決勝に進むこととなり、金曜日の予選最終日に同グループ1位の座をかけて直接対決する。 第2試合では、2連覇を狙う第1シードのジュスティーヌ・エナンが、セリーナ・ウィリアムズに代わって急遽出場することになったマリオン・バルトリに6-0, 6-0で完勝。ウィンブルドン準決勝で敗れた借りを返した。 第3試合では、今大会初出場のチャクエタゼが、こちらも初出場の第3シード、イェレナ・ヤンコビッチを6-4, 0-6, 6-3のフルセットで破り、ベスト4進出を決めている。
大会4日目の見所
既に予選ラウンドロビン敗退が決まった第3シードのイェレナ・ヤンコビッチとマリオン・バルトリがイエローグループの3位決定戦を行う。過去の対戦成績は3勝2敗でヤンコビッチがリードしているが、今季は1勝1敗となっている。ともに初出場の大舞台で、どちらが有終の美を飾れるか。
過去の対戦成績はイバノビッチの2勝1敗で、今年はイバノビッチが全仏オープン準決勝を含め2連勝を飾っている。敗れたほうは準決勝でエナン・アルデンヌと戦わなくてはならないので、ここで勝っておきたいところ。
両者の対戦成績はクズネツォワの6勝3敗。今年で言うとクズネツォワの2勝1敗で、ハンチュコバがインディアンウェルズのティア1大会決勝で一度勝利している。 |
大会4日目の結果~大会5日目の見所
大会4日目の結果
大会4日目には、予選ラウンドロビンの残りの試合が行われ、注目のレッドグループ1位を決める戦いでは、2004年覇者のマリア・シャラポワが初出場のアナ・イバノビッチに6-1, 6-2で快勝した。
この結果、準決勝では第6シードのシャラポワが第7シードのアナ・チャクエタゼと同胞対決を行い、第4シードのイバノビッチが第1シードのジュスティーヌ・エナンと全仏決勝の再現を行うことになった。 その他の試合では、第8シードのダニエラ・ハンチュコバが第2シードのスヴェトラナ・クズネツォワに7-6(7), 6-0で勝利し、嬉しいチャンピオンシップス初勝利を手にした。 また、第3シードのイェレナ・ヤンコビッチは、セリーナ・ウィリアムズの代役として急遽参戦したマリオン・バルトリとの試合中に体調不良で棄権し、3戦全敗で予選敗退に終わった。
大会5日目の見所
連覇を狙う第1シードのジュスティーヌ・エナンが、初出場の第4シード、アナ・イバノビッチを迎え撃つ。エナンは予選イエローグループを無傷の3連勝、1セットも落とさずに勝ち上がってきた。イバノビッチはレッドグループに2位として初めての準決勝進出。両者は過去に2度対戦し、ともにエナンがストレート勝ちしており、今季の全仏オープン決勝でもエナンが勝利して同大会連覇を飾った。イバノビッチは今季ツアー4勝をあげ、初のトップ10入りを果たした新鋭で、先日20歳の誕生日を迎えたばかり。
両者の対戦成績はシャラポワの5勝0敗で、今年も全豪オープン、全仏オープンの準々決勝を含め、3連勝を収めている。一方のチャクエタゼは今季ツアー4勝を飾ってトップ10入りを果たして、コート全体を上手く使ったプレーを得意としている。
両ペアは今回が初対戦。ペアとしてツアー1勝の杉山/シュレボトニックに対して、チュアン/チャン組は3勝を収めている。 |
大会5日目の結果~大会最終日の見所
大会5日目の結果
大会5日目には、シングルスとダブルスの準決勝が行われ、最終戦の栄冠を争うファイナリストが出揃った。
シングルスでは、2004年覇者のマリア・シャラポワが同胞のアナ・チャクエタゼに快勝。また、連覇を狙うジュスティーヌ・エナンも今季大ブレークしたアナ・イバノビッチを下して、連覇にあと1勝とした。 ダブルスでは、日本期待の杉山愛とカテリーナ・シュレボトニック組が、台湾のチュアン・チューユン/チャン・ユンジャン組をストレートで下した。これで杉山は、クレイステルスと組んで出場した2003年大会以来の決勝進出となった。 決勝で杉山組と対戦することになったのは、今季グランドスラム2勝を誇るカーラ・ブラック/リーゼル・フーバー組で、準決勝ではクベタ・ペシュキ/ルネー・スタブズ組に辛勝している。
大会6日目の見所
キム・クレイステルス以来のチャンピオンシップス2連覇に王手をかけた第1シードのジュスティーヌ・エナンが、2004年に初出場・初優勝を飾ったマリア・シャラポワと対戦。ともに今大会では無傷の4連勝で決勝進出しており、好調を続けている。過去の対戦成績はエナンの5勝2敗で、最後に対戦した昨年の最終戦準決勝でもシャラポワを下している。新旧女王対決の軍配はどちらに上がるのだろうか?
過去の対戦成績はブラック/フーバー組の3勝1敗。両ペアは決勝で3度対戦し、杉山組は1度しか勝てていないが、ウィンブルドン、リンツの大会決勝で敗れた借りを返して、有終の美を狙う。 |
大会最終日の結果
大会最終日の結果
大会最終日にはシングルス、ダブルスの決勝が行われ、2007年の最終戦チャンピオンが決定した。
シングルスでは、世界ランク1位で今季グランドスラムを2度制した第1シードのジュスティーヌ・エナンが、第6シードのマリア・シャラポワを5-7, 7-5, 6-3の逆転で下し、見事2連覇を達成した。同大会2連覇は、2002-03年にキム・クレイステルス以来の記録。 エナンは、「今日はテニス人生で最高の一場面ね。長くて、いい試合ができて、最高の年を締めくくることができた。とても幸せよ。」と語り、喜びを満面の笑顔で表現した。エナンは今年、年初に離婚し、全豪オープンを含む数大会を欠場。しかし、14大会で11度の決勝に進み、自己最高の年間10勝を果たし、キャリア最高の1年を送った。 敗れたシャラポワは、2004年以来の最終戦2度目の優勝を狙っていたが、昨年の準決勝に続き、またもエナンに阻まれる格好となった。今年肩の怪我に悩まされ続けたシャラポワは、USオープン以降1大会しか参戦していないにもかかわらず、3戦全勝で予選を勝ち上がり、決勝ではエナンから1セットを奪うなど、以前の強さを取り戻しつつあり、来年以降の女王復活に期待がかかる。
杉山組は、キープ合戦となった第1セットの第12ゲームでブラックのサーブを破って、セットを先取。しかし、第2セットでは序盤に喫したサービスブレークを挽回できず、第9ゲームにもシュレボトニックがサービスを落とし、タイブレークに持ち込まれた。 10ポイント先取で行われたタイブレークでは、一進一退の攻防となり、杉山が力強くプレーして8-8まで持ち込んだが、8-9で迎えたシュレボトニックのサーブを破られ、ブラック/フーバー組が接戦を制した。 試合後は涙に暮れたシュレボトニックを杉山がなだめる場面が印象的だったが、今季2度の四大大会準優勝をおさめたペアの来年以降の更なる成長に期待したい。 |
ツアー・チャンピオンシップス/マスターズ・カップの仕組み
WTAツアーチャンピオンシップ、そしてATPテニスマスターズカップはそれぞれ、予選をラウンドロビン形式で行なう。
ラウンドロビン形式とは
- 8人のプレイヤーを、1位と2位が別の組、3位と4位が別の組へ、といったように2組に分ける。
- 分かれた組の中で、それぞれ総当たり戦を行い、1位から4位までを決定する。
- それぞれの組の上位2名までが決勝トーナメントに進出する。 総当たり戦の後、2名以上の選手が勝ち数で並んだ場合、次のように決定する。
- 2名が並んだら、その両選手の対戦の勝者が勝ち抜け
- 3名以上が並んだ場合、セット獲得率の高い選手から勝ち抜け
- 2.で決まらない場合、ゲーム獲得率の高い選手から勝ち抜け
- 決勝トーナメントでは、準決勝から行う。
といったように、たすきがけで対戦する。
チャンピオンシップ、そしてマスターズカップに出場できるのは、それぞれシーズンを通して獲得するチャンピオンレースの獲
得ポイント上位8名。 またチャンピオンシップ、マスターズカップともにダブルスもあり、男子が8組、女子が4組が出場する。
昨年までの優勝者はこちらのページでチェック! → WTAツアーチャンピオンシップ / ATPテニスマスターズカップ