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RAFAEL NADAL

Vol.4 現代的なコンパクト系ハードヒット

テイクバックが意外に小さい

ラファエル・ナダルのフォアハンドはコンパクトなスウィングでハードヒットしている点が特徴と言える。下の連続写真を見ても、豪快な強打の印象からすれば意外なほど、テイクバックは小さめだ。

このように助走は短いが、振り抜きは速くて大きい。それが彼の最大の特徴だ。そのため、ゴンサレスのようなタイプよりも速いコートでは有利で、リターンにも強いというメリットが生まれる。ナダルの場合は、回転が少し多めな分、ジュニアの頃ほどエースが取れなくなっているが、世界でもトップクラスのフォアハンドであることは間違いない。
体重移動は回転のために行なう
●足を前に踏みこんで「体重移動」をすると、それによって図のように腰の回転が生まれるが、この回転力が、スウィングのパワー源として大きな要素となる。つまり、前に押すことよりも、回転力を得ることにこそ、「体重移動」の意味があるわけだ。踏みこむといっても、「押す」という感覚ではなく、あくまで回転運動を起こすことが主たる目的なのだ。

地面からうまくパワーを得ている

では、なぜ小さいテイクバックから強いボールが打てるのか。それは、脚力を有効に使って地面からパワーを得て、強い回転力を生み出しているからだ(上左図参照)。

ただし、この打ち方では、打点が高くなるほど力が入りにくくなる。そのためナダルも、腰ぐらいの高さでハードヒットすることが多い。それでも、この打ち方はアマチュアにも見習うべき部分が非常に多く、ハードヒッターを目指す人は、ゴンサレスのタイプよりも、まずは、ナダル型から始めたほうが良いだろう。
踏みこみ(体重移動)によって腰が鋭く回転する
●ナダルの場合、このように右足を前に踏みこんで(スクウェアスタンス気味に)打つことが多い。それにより腰が鋭く回転して、強い回転エネルギーが発生するため、コンパクトなテイクバックからでも強いボールが打てるのだ。踏みこんだ右足のつま先が、かなり前を向いている点も特徴的と言える。
R.ナダルの右足を前に踏みこんだハードヒット
浅く返ってきたボールを前に出て決めにいった場面。テイクバック(4)での腕の引きが少なく、体幹のひねりもゴンサレスほど大きくないが、スウィングが始まると腰が鋭く回り、上体と腕もほぼ一体になって回転している。それによってラケットヘッドも一気に加速し、コンパクトなスウィングながら非常に速い振り抜きにつながっている。

(テニスジャーナル 2005年12月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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