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ROGER FEDERER

Vol.4 サーブに頼ってはいないがエースを取るには十分な威力

シンプルで無理のないサーブ

フェデラーのサーブは、ロディックほどの爆発力はないが、シンプルで無理のない動きでありながら、十分にエースを取れるだけのスピードを出しているという意味で、非常に現代的と言える。

本人の意識としても、あまりサーブに頼っておらず、がんがんノータッチエースを取りたいとは思っていない。相手の読みを外して良いコースに入れば、結果的にエースになるという感覚だ。サーブ後の展開にも自信を持っているため、エースの数にこだわる必要はなく、次で優位に立てればそれでOK。プレイスタイル的にも、バランスを崩してまでスピードを上げようとは思っていない選手だ。

技術的には、明らかに量より質を重視しており、大げさな動きがない分、調子の波が少なく、タイミングが狂う日というのがほとんどない。効率的で、安定感があり、非常にリピータブルな(何回でも同じようにくり返せる)サーブと言える。どこか一カ所に負担がかかることもないので、故障もしにくいはずだ。

ファーストとセカンドの差が少ない

フェデラーのもうひとつの特徴は、ファーストとセカンドの差が少ないということだ。当たりが非常に安定しているため、セカンドサーブでも打ち方をあまり変える必要がなく、同じスウィング・スピードで、回転量を少し多くするだけで打っている。また、ボールタッチも非常に良いので、コントロールは自由自在で、ファーストでもセカンドでも両サイドにきっちり打ち分けることができる。リターン側から見れば、的を絞りにくいサーブなので、セカンドサーブでも確実に優位に立てるのが大きな強みだ。
R.フェデラーの正面から見たフラットサーブ
デュースサイドからセンターにフラットで打った場面だが、すっとまっすぐトスを上げてから静かに身体を動かし、ムダな力が抜けたスムーズなスウィングの中で、プロネーションをしっかり利かせてフラットに叩いている。また、彼のストロークと同様にインパクトまで顔を残して(顔のブレを抑えて)当たりを安定させ、どこにも無理がないバランスの良いサーブになっている。
R.フェデラーの正面から見たスライスサーブ
こちらは、上と同じ位置からサイドにスライスサーブを打った場面。上下のコマを比較すると、トスの位置や身体の向き(回転)にほとんど違いはなく、リストワークの違いだけで打ち分けていることがわかる。左手の使い方も模範的で、うまくバランスを制御してしっかりした軸を作っている。リターン側から見ると、どちらに来るか非常にわかりにくいサーブと言えるだろう。
R.フェデラーの斜め前から見たフラットサーブ
フェデラーは、右足をステップさせない(左足のところに寄せない)タイプで、それによってバランスやタイミングが乱れる要素をひとつ減らしている。このタイプは、打点を前にしにくいという面は多少あるが、スピンサーブは打ちやすく、彼の場合、強烈なキックサーブは打たないが、リストワークが起用なので、スピンからスライスまで幅広く打ち分けることができる。

(テニスジャーナル 2004年8月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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