SERENA WILLIAMS
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寝かすタイプはフォアに近い感覚
ラケットを「寝かすタイプ」は、フォアでいうと少し厚めのグリップ(セミウェスタンぐらい)の感覚に近い。だから、女子ではフォアの裏返しでバックを打つようなイメージの選手も多い。ただ、グリップが厚めといっても、両手打ちではフォアよりも打点が後ろになるので、ボールをよく引きつけることは十分に意識しよう。 |
彼女の両手打ちの技術的なポイントは、基本通りボールをよく引きつけ、写真上のように、正面からまともにボールをとらえて引っぱたくところにある。ボールを思いきり「つぶして打つ」ような感覚とも言える。インパクトでは、左腕でしっかりとラケットを支えているため、ボールに負けるという心配はない。
そうした感覚は、両手打ちで強いボールを打つために欠かせない条件となる。両手打ちの場合、スウィング・スピードには限界があるので、当たりがかすれてしまったら(当たりが薄くなったら)、スピードのあるボールは打てないからだ。
またセリーナの場合は、スクエアに踏みこんでも、オープンスタンスでも、どちらも同じように強く打てることも大きな強みと言える。とくにオープンスタンスの両手打ちは、バランスをとることがむずかしく、体幹のひねりを使って効率良くパワーを出すことは簡単ではない。そのあたりも、彼女の動きを参考にしながら、自分なりに繰り返し練習してみると良いだろう。
とういうわけで、セリーナの両手バックは、攻撃にも守備にも強く、女子選手のスタンダードとして、アマチュアもぜひ目標にしてほしい。
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オープンスタンスで体幹のひねりが十分に使えている
フォアに近いということもあって、オープンスタンスでしっかり打てるという技術も欠かせない。セリーナの場合、オープンスタンス時には、このように大きな体幹のひねりを作って、回転力を生んでいる。左足のつま先を前に向けている点も、ひねりを作りやすくするコツと言える。 |

(テニスジャーナル 2005年12月号)
© SKI Journal Publisher Inc.
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