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SERENA WILLIAMS

Vol.1 身体能力を生かした女子でもっともパワフルなサーブ

女子でもっともエースが狙えるサーブ

セリーナ・ウィリアムズは、現在の女子テニス界でもっともパワフルなサーブを打つ選手で、1試合を通してサーブでウィナーを取れるという意味では、女子では唯一と言ってよい存在だ。また、プレッシャーのかかった大事なポイントで、サーブでポイントを稼げるというのも、他の女子選手にない大きなアドバンテージだ。

男性的な部分と女性的な部分が共存

技術的には、さすがに男子と比べるとあまり迫力を感じないが、女子の中ではかなり豪快なサーブと言える。もちろん、スウィングの基本は男女で変わることはなく、セリーナは比較的男性的なスウィングができている選手と言える。

ただ、女性は手首周辺の筋力が男性に比べて弱いので、サフィンのようにラケットをコックした状態を最後まで保つことがむずかしい。そのため、インパクトで手首が伸び気味になって、男子ほど強くプロネーションを利かせることができないし、強力なスピンサーブは打ちにくいという傾向がある。この点は、ほとんどの女子選手に共通する特徴だ。

また、インパクト時に、横から見てお尻が後ろに引けたような形になりやすい(下の連続写真の11コマ目)のも、女性特有の部分だ。このあたりも、体幹部や肩の筋力の差が影響しているのだろう。

もうひとつ、セリーナに関しては、インパクト時に、身体がやや前を向きすぎているのも気になる。欲を言えば、もう少し半身を残したほうが、腕の振り抜きが良くなるだろう。

というわけで、彼女のサービス・フォームには、男性的な部分と女性的な部分が共存していてまだ改善の余地は多少あるが、女子の中では身体能力がずば抜けて高いため、スピードでは文句なく女子ナンバー1の座に君臨しているということになる。
S.ウィリアムズの横から見たフラットサーブ
女子の場合も、強いサーブを打つための基本は男子と変わりなく、反動を使わずにまっすぐ静かに上げるトスアップは、まさに模範的な部分であり、胸の張りや肘の動き、その後の腕のプロネーションなどもきちんとできている。ただ、インパクト時(11)にお尻が後ろに引けているのは、女性特有の部分だ。
S.ウィリアムズの後ろから見たスライスサーブ
この角度から見ても、7〜10にかけての力の伝達は非常にうまくいっており、ヘタな男子選手以上の躍動感がある。ただ、インパクト時にラケットヘッドにかかる遠心力によって手首が伸びて、腕とラケットの関係が一直線に近くなっているのは女性的な部分だ。ここではスライスサーブを打っているので問題ないが、この手首の角度では、力強いスピンサーブは打ちにくいはずだ。

(テニスジャーナル 2004年8月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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