男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は31日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・ブブリク(カザフスタン)が世界ランク137位の
D・シャポバロフ(カナダ)を1-6, 7-6 (14-12), 6-3の逆転で破り、初戦突破を果たすと共に今季2度目のベスト8進出を決めた。
今季開幕戦となったアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)では4強入りを果たした26歳で世界ランク27位のブブリクだが、前週の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初戦で姿を消していた。
上位4シードは1回戦免除のため初戦となったこの日の第1セット、開始から4ゲームを連取されたブブリク。その後、シャポバロフのサービスゲームを崩すことができず、第7ゲームで3度目のブレークを許し先行される。
続く第2セット、互いにブレークポイントを掴むも活かせず。ブブリクは1本のマッチポイントを凌ぎタイブレークにもつれ込む。一進一退の攻防となるも2本のマッチポイントを凌いだブブリクが7度目のセットポイントをものにし1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ブブリクは安定したサービスゲームを展開しシャポバロフにブレークポイントを与えず。自身は第2ゲームでブレークに成功し2時間25分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにブブリクのコメントを掲載し「デニス(シャポバロフ)は怪我から復帰する途中の元トップ10プレーヤー。今日の試合、最初の2セットは最悪だったよ。でも、最後はラッキーだったしチャンスを生かして勝つことができたから本当にうれしいね」と語った。
勝利したブブリクは準々決勝で第6シードの
A・シェフチェンコ(カザフスタン)と世界ランク104位の
G・バレール(フランス)の勝者と対戦する。
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